2017/02/02 15:39

塗滴2017.01.25 過去200年間、人の平均寿命は・・・

過去200年間、人の平均寿命は10年ごとに2年以上のペースで延びており、今、先進国で生まれる子供は50%を上回る確率で105歳以上生きると先日読んだ書籍(「ライフシフト~100年時代の人生戦略」東洋経済新報社)にあった▲そのトップを走る日本では、2007年に生まれた子供の半数は107歳以上生きると予想されている。遠い話ではない。基本的に今の50歳未満の人は100年以上生きる時代を過ごすつもりでいた方がいいとやはり同書に示されていた▲これまでの社会では、教育20年~勤労40年~引退20年といったライフステージが漠然とイメージされていた。100年ライフになると引退後の20年が倍以上に延びることになり、勤労期間に蓄えた資産や先細る年金ではとうてい賄えない...現代の消費の低迷はそんな未来への直感的な防衛かもしれない▲と、高齢化問題はとかく悲観論に覆われがちだが、旅行やカルチャースクール、フィットネスクラブ、映画館、街の喫茶店に至るまで、今、需要の主役はシルバー世代である。長寿時代になればなるほど高齢者の体力も消費行動も若返り、生産年齢の概念も変わるに違いない▲高齢者が生き生きと活躍できる職場があり、その技能や知識が若い世代に継承される企業ほど輝く、そんな人間味のある時代を期待したい(K)