2017/02/09 10:17

塗滴2017.02.01 季節の移ろいを感じながら毎日を・・・

季節の移ろいを感じながら毎日を過ごしたいと、外遊びを大切にしている保育園がある。近くの多摩川の土手を毎日散歩して、心地良いそよ風や夏の草花の匂い、秋の夕焼けの色などに包まれながら子供たちの心を育む▲外遊びだけでなく教室の中でも季節を感じることはできないだろうか。園長先生がふと壁に目をとめる。「そうだ、壁の色の変化で季節を感じよう!」▲東京・世田谷区の保育園・ロハス・キッズセンタークローバーで季節ごとに園内の壁の色を変えるペイントワークショップが年間カリキュラムとして開催された。春、秋、冬の年3回、子供たちが季節の色を選び、先生と一緒に壁を塗装する。何度か経験するといっぱしの職人気取りだ。「よーじょー(養生)」という言葉が子供たちの口から自然に出てくるのが微笑ましい▲季節の色選びで感性が磨かれ、塗装のプロセスを通じてものづくりの醍醐味と達成感を味わう。子供たちのニュートラルな心にペイントの楽しさがグングン吸収され、「この子たちが大きくなれば躊躇なく部屋の壁を塗るでしょうね」と園長先生▲例えば秋の色の中で遊んだり、ケンカをしたり、ごはんを食べたり、季節の色に包まれて子供たちの豊かな日常が過ぎていく。「色」を手がかりにペイントのストーリーはいくらでも広がる(K)