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130万トン突破、中国20%増の伸長 インドなど新興国が存在感
日本塗料工業会(会長・小林正受氏)は2007年海外生産量をまとめた(一部既報)。それによると前年に比べ15.0%増の134万2,131トンと150万トンの大台に迫る勢い。とりわけ中国での生産量は70万6,954トンと過半を占め、前年比でも19.6%増と大幅な伸長を見せている。これは中国の年間塗料生産量の10数%のシェア。
中国に次ぐ生産地は東南アジアの30万8,236トン。過去5年間は26-27万トン台で横ばい傾向であったが、前年比で12.0%増となり、初めて30万トン台を突破した。タイをはじめマレーシア、インドネシアの塗料需要が好調で、弱電や自動車向けに加え、建築用など汎用塗料が伸び生産量を底上げした。
注目されるインド、ブラジル、トルコ、メキシコを含むその他地域は15万2,427トンと前年比57.9%の伸びを見せた。前年の9万6,500トンから一気に15万トン台に突入。5万トン近く増大。特にインド、トルコでの生産量の伸びが貢献した。
これに対し米国は前年比マイナスで3万7,260トン、56%の大幅な減となった。欧州は6万5,980トンの微増。極東(台湾、香港、韓国)は7万1,274トンと前年を割り込んだ。
中国での生産量は10年前(1998年)の9万5,103トンから733.4%と驚異的に拡大し、海外生産を牽引する構図。日本の塗料メーカーの現地企業数も10年前の12から61拠点と増大。過去5年間の拠点拡大は沿岸部から内陸部、また南部・中部・北部の3拠点体制作りが進んだことを示している。
その一方でインドの存在感が強まっている。前年の2拠点から4拠点に増え、塗料需要のポテンシャルは中国に匹敵するとも見られ、進出をうかがう企業もある。
海外進出企業は32社で、日本塗料工業会に加盟する3分の1が進出したことになる。現地企業(拠点)は172、今後進出を予定する企業は1社。出るべき企業はほぼ進出し、拠点間のネットワーク充実に海外事業の重心が移っていることを示している。
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