Last Updated: 2012年2月 8日 08:59  RSS 2.0
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完工額、7,596億円で前年並みに 元請比率30%台に接近 日塗装

日本塗装工業会は平成20年度の塗装工事業実態調査をまとめた。(調査は平成20年9月1日現在)
今回まとめた調査によると、平成20年度の年間完成工事額は7,596億7,200万円でほぼ前年並み(100.2%)に推移した。


急速な景気減退の影響を受けあらゆる専門工事業が完工高を落としている中にあって、「塗装工事業は改修工事の比率が76.3%を占め、景気減退に伴う新設不振の影響が薄らいでいる」(関係者)ことが前年並み確保の理由。調査時点がリーマンショック以前という要因も考えられるが、「改修需要主体なので大きく崩れることはない」(同)との見方を示す。
一方、事業者数は2,756社(前年比109社減)と減少傾向が続くが、1兆330億円のピークを記録した平成8年度の1社当たり完工額・2億7,800万円に近い2億7,560万円まで回復してきた。


支部別で見ると、伸張が目立ったのは千葉128.2%、大分121.6%、熊本111.1%、山口111.0%、岡山109.9%の順。1社平均でも大分126.7%、千葉121.2%、熊本118.5%、岡山118.3%山口113.5%とほぼ歩調を合わせた。
逆に前年から減少したのは岩手と沖縄がともに78.2%と前年比2割強のダウン。ついで石川82.8%、三重83.1%の順。岩手に関しては前年の35社から8社減の27社へと減少率が高かったことが響いた。また沖縄に関しては他の地域と異なり約5割を新設需要が占め、中でもリゾートホテルなどの大型プロジェクトで金融危機のあおりを受けて大手ディベロッパーが倒産したことなどが影響した。


新築・塗り替え工事別完工額比率を見ると、新築工事23.7%に対し改修工事は76.3%と、前の年の25.0%:75.0%に比べて一層改修工事へのシフトが進んでいる。逆の見方をすれば新築需要が厳しくなっていることを表す。
また官庁・民間工事別完工額比率では、官庁工事は559億1,300万円、民間工事は6,713億9,400万円で官民の比率は7.7%:92.3%と前年と同水準となった。
最後に、民間請負種類別工事額比では、元請工事額は2,159億9,600万円で前年比101.3%の微増。一方、下請工事額は4,553億9,800万円で前年比99.2%とわずかに減少。元請シフトへの努力が引き続き行われていることが読み取れる。

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