Last Updated: 2012年2月 8日 08:59  RSS 2.0
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機器・設備ともが輸出に支え CEMA統計

日本塗装機械工業会(CEMA)は2009年度の塗装機器及び塗装設備の出荷統計をまとめた。
塗装機器は総出荷数量で前年比90%と回復が見られるものの、総出荷金額では68%であった。設備投資に依存する静電塗装機、低圧ポンプの出荷が低調であったことが全体的な出荷金額を押し下げた格好。しかし、下期においては全機種の出荷が上期を上回るなど「若干回復の兆しが見えてきた」(関係者)とコメントする。一方輸出は中国、インドなど新興国の早い回復に助けられ、落ち込みは小幅で済んだ。


機種別に見ると、スプレーガンの総出荷数量は前年比91%の33万2,925ガンで、国内が85%の10万4,135ガン、輸出が93%の22万8,790ガンであった。総出荷金額は86%の31億9,700万円で、国内が83%の14億3,600万円、輸出が89%の17億6,100万円。
エアレス塗装機のエアレスガンは造船関連や重防食市場が比較的好調に推移したことから、出荷数量で88%の1万7,142ガン、出荷金額は66%の17億6,600万円となった。ポンプは空気動式、電動式ともに海外が好調で、特に下半期の伸びが大きいのが特長だ。


静電塗装機は国内の設備投資が低調であったことから大幅なダウンとなった。液体静電の出荷数量は75%の1,937ガン、出荷金額では59%の6億9,800万円であった。その内、国内が54%の774ガン、金額が51%の4億600万円、輸出の出荷数量が103%の1,163ガン、金額が76%の2億9,300万円となった。


一方、粉体静電は総出荷数量が58%の1,226ガンに対し、出荷金額は55%の8億4,000万円。内訳は国内の数量が57%の841ガン、金額が57%の7億7,400万円、輸出は数量が61%の385ガン、金額が41%の6,600万円であった。
静電塗装機は国内マーケットが低調なものの、海外の回復に助けられている格好。特に液体静電は下半期に高い伸長率を示している。


2010年度の予想は「2009年度上期が底と想定されるが、各機器の回復のスピードが遅い。従って2010年度上期は増加に転じるものの、下期は横ばいか微増にとどまる」とコメントする。
また塗装設備の総出荷金額は前年比58.2%の381億5,900万円であった。国内の出荷金額が45.8%の195億1,100万円、輸出が80.6%の186
億4,800万円となった。下期の出荷金額が約172億円、前年比63%と大きく落ち込むなど4半期連続のマイナス成長となった。


「国内の設備投資が抑えられ、非常に厳しい環境にある。今期は更に減少する可能性があり、出口が見えない状況」と説明する。一方輸出は新興国(中国、インド、ブラジル)向けが寄与するとともに、「今期も日系メーカーの設備投資は増加傾向にあり、輸出に下支えされた状況」にある。

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