Last Updated: 2012年2月 8日 08:59  RSS 2.0
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昨年10月以降、輸出急回復へ 平成21年度塗料輸出入実績

平成21年度塗料輸出入実績がまとまった。それによると、輸出は12万2,347トン(前年度比0.3%減)、金額ベースでは1,456億8,463万円(7.9%増)となった。数量で微減となったものの、金額ベースでは中国をはじめとする新興国の工業用需要が旺盛であるところから、付加価値品目が増えている。


四半期別に見ると、第3四半期から前年を大きく上回る傾向を見せ、第4四半期には輸出数量で前年度を76.0%上回り3万966トンと回復を反映した結果となった。このため国内の塗料メーカーは輸出向け生産に向けた原材料手当てで混乱する場面も。リーマンショック後の原材料ソースの在庫圧縮の反動を受けているため。


ボリュームゾーンの地域別での伸び率トップは台湾で、数量で前年度比22.3%増、金額で21.4%増加した。パソコン、弱電、自動車関連需要が下支え、台湾系企業の中国進出拠点での需要も伸びた。またボリュームは小さいものの、サウジアラビアが前年度比で10倍以上の大幅伸長。都市開発に伴う建築用塗料の輸出増が目立つ。
輸出全体の3割超を占める中国は数量0.7%減の3万8,140トン、金額3.9%増の348億5,526万円。次いで韓国の輸出も好調。アジア全体では数量2.9%増の10万7,477トン、金額11.8%増の1,296億4,219万円であった。


アジア以外の地域ではアメリカ、中南米州がほぼ前年並み、欧州向けは落ち込んだまま。
一方輸入に関しては前年度比4.3%減の4万3,070トン、14.7%減の192億6,347万円。地域別ではアジアからの輸入が増加する傾向にあり、21年度は2万8,528トン(5.0%増)、75億8,453万円(3.4%減)であった。

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