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インタビュー

2007年10月18日

現場BPの技術支援を一層強化 欧州での実績武器に低VOC化推進

アクゾノーベルコーティング
代表取締役 宮川博 氏

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自動車補修用塗料「シッケンズ」「レゾナール」を擁するアクゾノーベルコーティング。2002年に国内で初めて低溶剤ハイソリッド「シッケンズ オートベースプラス」を市場に投入した。同社の要は製品品質と技術支援力。水性クリヤー・ベースコートの展開も含め宮川社長に今後の展開について話を聞いた。
貴社は低溶剤ハイソリッドに注力し、展開を行っています。

当社は2002年に低溶剤ハイソリッドである『シッケンズ オートベースプラス』を国内で紹介いたしました。当初はさまざまな課題がありましたが、ユーザー・販売店様のご協力を頂いたお陰で、現在では皆様から高い評価を得ております。これまで当社は低溶剤ハイソリッドタイプに力を入れて参りました。最近はVOC規制などより低溶剤ハイソリッドタイプに対する関心が増しております。これからますます低溶剤ハイソリッドが市場で拡大していくと期待しています。

低溶剤ハイソリッドタイプの付加価値とは何ですか。

低溶剤ハイソリッドタイプのメリットとしては、塗料使用金額が削減できるなどコスト削減が考えられます。また、作業効率が上がり、処理台数が増えることも期待できます。ただし、これら付加価値を顕在化するためには現場の皆様の努力、現場での当社技術支援が不可欠となります。

ユーザーに密着した対応が求められますね。

そうです。ボディショップ様でコスト削減や生産効率を一層改善するには塗料の製品品質だけでなく、塗料メーカーの現場での技術支援力が重要になります。そこで当社は現在、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡と全国7ヵ所の出張所にそれぞれ支援技術者を配置しています。どの技術者も補修技術だけでなく、現場において実車での指導ができる経験・技術を備えています。現場で起こったトラブルや改善の対応については、お客様の要望に応じて各出張所から出向きます。またその一方で、基礎的な講習や新入社員研修については、名古屋にある技術研修センターで講座と実践プログラムを用意しています。当社にとっては、この技術支援力が要となっています。そのため技術支援については今後も質・量ともに強化し続けなければならないと考えています。まだまだ人員が不足しており、今後も増員していく予定です。

販売店との関係についてどのようにお考えですか。

当社は基本的に直販を志向いたしておりません。ボディショップ様に対してコスト削減などメリットを提供するパートナーとして販売店様との関係をより一層重視・強化していく方針です。

水性タイプを含めた今後の市場展開についてお聞かせください。

当社は水性ベースコート『シッケンズ オートウェーブ』に加え、水性クリヤーも揃えています。当社には既に水性タイプが普及している欧米で得た豊富な実績があります。一昨年(2005年)に導入いたしました水性クリヤー『オートクリヤーWB』に続き、本年(2007年)より水性ベースコート『オートウェーブ』を本格的に展開してまいりました。水性塗料は、生産効率・コストなどさまざまな課題がありますが、ユーザー様・販売店様のご協力と弊社ヨーロッパでの経験と実績を基に普及に努めたいと考えております。また、弊社の活動がVOC削減の一助となれば幸いです。

ありがとうございました。

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