インタビュー
2008年07月09日
e‐ペイント、受注システムとして効果大
ソフトピア
社長 荻野哲郎
氏
80数社の塗装業者の参加があり、このサイトをうまく活用し受注に結び付けているケースと、その一方でホームページくらいの感覚のところがあり、2極化しているのが実態。もっと受注システムとしての面を認知してもらえれば、更に生きたサイトになっていくと思います。
もともと塗装業者の元請指向に役立つものとして構想。建設会社の下請けに甘んじていては塗装の持つ技術や効果は半減してしまいます。コスト対応に追われ、自分たち固有の技術・技能を施主に提供できない状況は異常。異常とも感じなくなっていることが恐い。そこでネックのポイントである業者と施主をダイレクトに結び、客観的で公平な施工見積もり情報を提供しなくてはならないと思いました。
そうです。ポイントは生活者(施主)が施工に関する的確な情報を得ながら自分の予算やグレードに合った仕様を選択できるという点です。現状はリフォーム業者などの押し付け見積もりが多く、生活者は判断基準がないため迷ってしまい、結局業者の言いなりになり、セールスマンの人柄を信用するしかない状況です。これでは全く正しい情報が与えられていないということです。
項目が明確に分類され、生活者は塗料メーカー別、ブランド別、塗装部位別、必要量、手間代など、施工見積もりに関わる項目を検索し、現場経費まで理論原価に基づいて知ることができます。従って生活者からすれば最適な施工システムを自分で選択できることになり、そこに安心感が生まれます。
登録業者の方も理論原価を共有化していますから、いたずらな値引きを避けることができますし、そこから施工標準を確定できます。施工価格の透明性が高まることは施主に安心感を与えると同時に、塗装業者にとっては自信を持って技術を売り込むことにつながります。
そうです。プロの一方的な情報提供では限界があります。e-ペイントで採用している理論原価という考え方は施工価格の標準化を目指したものであり、生活者からすれば判断基準となるもので、今までそれがなかったところから混乱や行き違いが生じていました。
e‐ペイントにアクセスした生活者は自らの予算に合った塗替え仕様を決め見積もりします。次に登録業者エリア別リストにアクセスして業者を選択しコンタクト。インターネット上でコミュニケーションして実行予算を話し合い受注に持っていく。あくまでも施主と業者が同じ土俵で対等の立場に立って施工グレードを決められる点が最大の特色になります。
最近動画の取り込みが可能になりましたので、ビデオの機能を利用してリアルな情報を提供したい。当社自体にサーバー機能があるので、コンテンツを充実させていくスピードを上げていきます。塗装業者のダイレクトマーケティングツールとしての存在価値を高め、e-ペイントネットを広域化していくことが課題です。