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インタビュー

2009年01月06日

自分らしい色を発見するお手伝い 

カラーワークス
秋山千恵美 さん

プラスワンリビング(主婦の友社刊の月刊インテリア雑誌)とのコラボで、ペイントカラーの単行本「色を楽しむ、色と暮らす-インテリアペイント」を発刊した秋山千恵美さん(カラーワークス)にこの本にかける思いを聞いた。
この本に込めた気持ち、一番伝えたいことはなんですか。

ちょうどカラーワークスが設立され10周年、この間いろいろな方に支えられはげまされてここまで来られました。まず、この感謝の気持ちが大きいですね。私自身、当初は素人に近いところから出発。むしろ平凡な主婦の感覚や感性、生活感を大事にすることでペイントカラーの魅力を伝えたいというのが原点。この本では若い女性から主婦の方、そしてインテリアに関心のある男性に読んでいただけたらと期待しています。

内容で工夫した点は。

まずパラパラと見るだけで、ペイントカラーの世界が分かっていただける内容にしたかったのです。色彩に関する本は多数ありますが、シンプルにペイントカラーを楽しむことのできる本はなかったような気がします。欧米など海外ではたくさん発刊されているのですけどね。それと本のサイズにこだわりがあります。女性のバックに入れても苦にならないサイズ、本棚やラックに入れて手軽に取り出せるサイズを考えました。

ある意味で秋山さんのお仕事の集大成といえますか。

原点に今一度戻って、これから仕事を考えるという機会にはなっていると思います。これまではこうあるべきという姿を一途に求めてきたような気がします。といいますのもペイントカラーというものの認知がないところから出発しましたから、すべての企画が手探り。チャレンジして失敗し、出直してチャレンジの繰り返しでした。文字通り紆余曲折。これは今でもそうなのですけど-。しかし、その中からコアとなるものも見えてきました。それにスタッフ(人材)も育ってきて、ペイントカラーの魅力を感じる人たちの輪が拡大してきている実感があります。ここで出発点から考え直すことが大事なのではないかと思います。

具体的には、どのような方向性になるのでしょうか。

今、それを具体化しようとプランニングしているのですが、たとえばショールームとペイントショップの中間あたりにあるビジネススタイルがあるのではと考えています。ここ(世田谷区・用賀)のショールームはペイント独自の魅力をどう見せ、伝えるかに主眼が置かれています。もっと日常性のあるペイントカラーを伝える在り方を具体化したい。ひと言でいえばショップなのですが、カラーワークスでやってきた販促ノウハウや人的ノウハウをフルに活用できるビジネスモデルですね。まだまだ構想段階なのです。

本のことに戻りますが、「色を楽しむ、色と暮らす」というサブ・タイトルが付いていますね。

ペイントカラーに私自身関わってきた実感なのです。ペイントには自分を表現する楽しみがあり、新鮮な色、感動する色、つまり自分らしい色を発見したときの喜びは本当にたいしたものなのです。それと皆さん"ペイントは意外に簡単"と驚きます。これは私が体感してきたことです。ですから好きな色の探し方の手助けとなるように、元気でフレッシュで陽気な色、ぬくもりと癒し効果のある澄んだきれいな色、豊かで深みのあるエレガントな色、気持ちを穏やかにするナチュラルな色の4つのカテゴリーに分けています。そして自分らしい色を見つければ必ずペイントしたくなるようなところまで読者の方をもっていけたらいいなと期待を込めています。

業界の人たちにひと言、メッセージを。

私は塗料屋の女房として、ペイントカラーの魅力にひかれてここまできました。ペイントはカラーという限りない商品価値があり、人々や社会を豊かにできる要素があります。やはりペイントカラーは塗料の確かな知識がないと本当のコミュニケーションはできないと思います。専門的なノウハウをお持ちの業界の方々と一緒になって、更にペイントカラーの世界を広げたいと思っています。

ありがとうございました。
20081210-5-1.jpg 
単行本表紙

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