インタビュー
2009年07月01日
DNT、女性営業総合職で新風を 「生活者の視点を大切にしたい」
大日本塗料
武川優
さん
、徳田千尋
さん
、千田春恵
さん
徳田さん・武川さん「東日本エリアの各営業所のサポート、お客様へ向けた商品説明会での講師、カタログの改訂や各種販促物の作成、指名活動など幅広い仕事を任せてもらっています」 千田さん「私は昨年入社したばかりなので指名活動がメイン。設計事務所などを訪問し、商品のご案内の一方で建築に関するさまざまなことを学ばせてもらっています」
徳田さん「例えば担当営業所の数字が目標に届かないときなど、なぜ達成できなかったのかを営業所長と話し合って、こういう風にしていきましょうなどの提案を行います。まだ下っ端なので言いにくい部分もあるのですが、建築塗料事業部の一員として、各営業所でいかに建築用塗料の売上を伸ばすか、営業所が売りやすくするか、そのための提案や仕組みづくりが大切な仕事になっています。また、営業所からの依頼で商品説明会での講師を務めさせていただくことも多いです」
武川さん「せっかく時間を割いてお客様に来ていただいているので、つまらない講習会にだけはしたくないと思っています。例えば遮熱塗料の説明で、私が担当している東北でも年々平均気温が上昇しているデータを作成してお見せし、そこからクイズを出してお客様にも参加してもらうなどのやり方。地域の特色を織り交ぜながら参加型の講習会にすることで少しでも記憶に残るような工夫をしています」
「徳田や武川もそうだったのですが、指名活動で外部のお客様と接することが新人の第一関門です。私は文学部の出身なので、塗料や建築に関することはゼロからのスタート。社内での勉強はもちろんですが、お客様と直接会ってさまざまな知識をダイレクトに学ばせていただき、一つひとつ積み上げている段階です」
徳田さん「女性ならではというのかは分かりませんが、自分らしさ、私たちらしさを込めているものの1つにカタログなど販促物の作成があります。ここで心がけているのは、とにかく一般の人に分かりやすいカタログにするということ。新しいものでは病院、学校、工場などへ向けた施設ごとの塗り替え提案カタログがあります。塗料メーカーの固いイメージを払拭する装丁で親近感を抱いてもらうとともに、お客様が感じる素朴な疑問、施設ごとに有効な機能などを分かりやすい表現で伝えるように工夫しています。私たちも少し前までは塗料業界から見たいち生活者だったわけですから、その視点を大切にしたいと考えています」
武川さん「説明会などで普段お会いするのは塗装業者さんまででその先のお客様に広く接するのはやはり難しい。それだけに末端に行く販促物に思いを込めて作りこんでいるつもりです。それと、私たちもそうだったのですが、一般のお客様に塗膜の耐久性をアピールしてもあまりピンとこない。それよりも遮熱で涼しくなる、落書きができないなど、興味を持ってもらいやすい部分、暮らしに近い部分から導いていくのも大切ではないかと思います」
千田さん「今、ホームページの改訂を考える機会を与えられているのですが、専門分野の人だけが見るホームページではなく、普通の奥様などもっと一般の人の生活に即した生活情報提供の在り方を考えたいですね」
徳田さん「カタログやホームページが一人歩きをして、『塗り替えをしよう』という気持ちになり、『DNTに頼もう』となることが理想ですね」
徳田さん「塗料は性能が重視されがちですが、カラーコーディネートのインパクトをもっと訴求することで膨らみがでるのではないでしょうか。色はイメージの世界。選色に際しても単純に番号(日塗工色見本の)で表現するのではなく、人の感性に訴えかける言葉やストーリーにして選ぶ仕組みがあってもいいのではないでしょうか。そうしたことも今後の販促物づくりに織り込んでいきたい」
千田さん「今だと自分の家の色を特に意識している人は少ないと思います。それぞれの色にストーリーが宿されていれば、その色を選んだことへの思いが建物に移り、その人や家族の思い出として彩り続けることになります」
武川さん「この業界は固いイメージがあると思うのですが、一般の人にもっと身近な存在になるにはどうすればいいか、そのことを3人でよく話し合っています」
意欲的に仕事に取り組み、とにかく粘り強い。その仕事ぶりは男性社員にも良い刺激になっている。彼女たちには新しい空気を入れてもらうことを期待し、その上で女性の感性や行動力を発揮してより新鮮な成果に結び付けていってほしい。総合職なのでもちろん将来の幹部としての活躍も期待している。
◇プロフィール
武川優さん(2006年入社=写真右)
「大学の授業で学んだ景観デザインに興味を持ち、関われる仕事に就きたかった」というのが入社の動機。自身が講師を務める商品説明会では「退屈させないためにクイズ形式を取り入れる」などのアイデアを実行。とても分かりやすいと好評だ。
徳田千尋さん(2006年入社=写真中)
面接時に「営業職希望」を伝えたところ「女性の営業は採っていないです」との回答が。「そのことがきっかけかどうか分からないですが、その年から総合職を採用することになりました」と、フロンティアの名に恥じない仕事を心がけている。
千田春恵さん(2008年入社=写真左)
「色彩や景観に関われる仕事に就きたい」と同社の門を叩いた。文学部出身で「塗料や建築に関する知識はゼロ」からのスタートだが、「憧れの仕事を通してさまざまな人とコミュニケーションできること、知識を蓄えていけること」に喜びを感じている。
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