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2005年03月02日

法規・法務  環境  行政・団体

VOC法案パブリックコメントへ VOC排出抑制専門委員会

環境省は2月22日、3回目となる揮発性有機化合物(VOC)排出抑制専門委員会を行った。この日は、塗装、接着、化学製品製造、印刷、工業用洗浄、貯蔵の6小委員会でとりまとめた規制対象施設、排出基準値などが報告された。同委員会はこれを「VOCの排出抑制制度について」としてまとめた。
 とりまとめた案によると、塗装関係施設(吹付塗装に限る)では排風能力が100,000m3/時以上の排風機を持つ施設が対象になり、排出基準値は700ppmCとした。ただし、自動車製造に係る施設では、塗料の水性化などによる可能な数値として新設400ppmC、既設600ppmCとした。
 接着関係施設では乾燥施設のみが規制対象。これは接着剤を塗布する部分では潜在的VOC排出量が50トンを超える施設がほとんどないため。
 印刷関係施設では、印刷の方法にはさまざまな種類があるが、それらのうち潜在的VOC年間排出量が多いグラビア印刷とオフセット輪転印刷の乾燥施設を規制対象とした。
 これらの報告を受け、産業界側からは「一定の削減が実証されれば、法の枠組みを外しては」との提案が出されたが、「3割が最終目的ではなく、総合的に考えて光化学スモッグ量などの増減をレビューするまでは個別対応は難しい」と環境省は回答した。ただ「見直し時期での成果次第では対象施設を減らす可能性はないことはない」とのコメントも付け加えた。
 環境省は出された意見を基に再度修正し、パブリックコメントを募る。その後、大気環境部会に議論の場を移す。


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