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2005年04月12日
政省令公布、5月見通し VOC排出抑制専門委員会
環境省は第4回揮発性有機化合物(VOC)排出抑制委員会を3月30日、主婦会館(東京)で開催した。この日は前回とりまとめられた「VOCの排出抑制制度について」についてのパブリックコメント及びその意見に対する環境省の考え方が報告された。同委員会は前回の報告書に言葉の補足などの修正だけにとどめ、大きな変更なく確定版とした。
塗装関連については、濃度規制値を決めた際のデータの少なさを指摘した意見が多く、その上で「規制値を1000ppmCにすべき」など排出基準値の引き上げを求める意見があった。それに対して環境省は「既に排出規制を行っているEUなどの知見を参考にし、現時点で適用可能な技術を採用する方向で検討した。その際、業界提出のデータ及び実測調査を行い総合的に判断し小委員会でとりまとめられた」として報告書の規制値が適当との考えを示した。
また、この日「税制優遇措置の対象施設は規制対象となるVOC排出施設関係の排出抑制設備のみ」とした環境省の意見について「これは自主的取組を逆行する制度。税制優遇措置を受けるために、規制対象施設になった方がよいと考える企業も出てくるのではないか」といった自主的取組についての何らかのインセンティブを求める意見が出た。自主的取組については4月下旬に予定されている次回に議論が行われる。
この日確定された報告書は4月に大気環境部会に提出され、5月頃には政省令が公布される見通し。
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