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2005年07月28日
R-M始動、特約関係を再構築 BASFコーティングス「Quick」で飛躍
自動車補修用塗料R―Mブランドを展開するBASFコーティングスジャパン自動車補修・車輌塗料本部は8日、新横浜グレースホテルで特約店会議を開催した。自補修関連の特約店会議は日本油脂BASFコーティングスの発足時以来、5年ぶり。BASFが日本油脂の全株式を取得し、単独会社として新たなスタートを切ったことで、組織体制及び特約店体制の再構築に着手することを強く訴えた。
当日は同社社長のマンフレッド・シュマーレ氏があいさつし、「国内に製造拠点を持つ当社は日本に進出している外資企業の中でも、真のグローバルプレーヤーであることを自負している。アジアパシフィックでのグローバル展開を進める上でも、潜在能力、開発能力のある日本市場は不可欠」と、国内市場の重要性を指摘した。
同社は2005年から2007年までの基本理念を策定。1)Quantum growth(常にトップ3に入るための飛躍的な成長)2)Internationalization(アジア全域を統括するための国際化)3)Competition(水系ビジネスでの競争力)4)Kaizen(ユーザーのコンサルタントであり続けるための改善)とそれぞれの頭文字を取った"Quick"を実行することで、シェア拡大を目指す。
そのための具体策として、まずブロックによる組織改革を実行する。営業部を東日本営業部、西日本営業部と分割し、東日本営業部は、北日本ブロック(札幌営業所、仙台営業所)、関東ブロックを管轄。西日本営業部は中部ブロック(名古屋営業所)、西日本ブロック(大阪営業所、福岡営業所)を管轄する。新組織は8月のスタート予定で、特約店とのコミュニケーション強化を図る。
また販売体制の強化については「安易な販売店数の増加はしない」と、既存特約店との連携を強調する一方で、これまでの与信管理基準を改めるなど取引内容そのものの見直しも進めていくとしている。
販売拡大のために同社がターゲットとしているのは、中・大規模BPの新規ユーザーの獲得。特約店による技術アドバイス、情報提供は不可欠としており、その機能をなしている認定トレーナー制度も一層強化していく方針を打ち出す。
現在、16社17名の認定トレーナーがいるが、更に1グレード上の認定制度として「プレミアムトレーナー」を設ける。これは同社が認めた認定トレーナーに与えられる資格で、実車が塗装出来る、講習施設が確保出来るなどの条件を要する。これはユーザーへの技術指導、情報提供の担い手としての要素を兼ねており認定者は初級コースの研修が実施出来る受講者の参加費用がもらえるトレーニングに必要な塗料が提供される新製品の情報を真っ先に受けることが出来るR-Mの広告媒体に紹介されるなどの特典を得ることが出来る。研修設備を有する特約店にとっては、収入事業にもなることから今後の動向が注目される。
R-Mを支援する特約店には、より実質的なサービスを提供するという仕組みをつくることで、体制強化を図りたいとする姿勢が浮き彫りとなった。
当日は全国の特約店から69名が参加した。
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