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2006年03月13日

製品:塗料

今年度前半に水性UV化 カシュー

自動車内装パネル用に開発したTXフリータイプのプラスチック塗料が使われ始めた。車の室内環境問題に対応したもの。
同社では環境対応の技術開発をスピードアップするため、技術者が開発進ちょく状況を公開するスタイルにした。開発プロセスを一定のフォーマットに従ってパソコンに追次入力・蓄積していく。これにより技術者同士の垣根をなくし、ノウハウの共有化を図るのが狙い。スタートしたばかりだが、「技術開発の風通しが非常に良くなった」(開発担当者)と効果が出ている。
水性UVに関しては、ほぼ開発を完了した段階。「ユーザー評価とライン適正を図っている」とコメントする。「溶剤系と違い、タレの問題などレベリングコントロールをツメている」
同社の強い分野である大型薄型テレビなどで採用の方向にある。水性のラッカー開発と同調させていく方向。
ユーザーのコスト要求は依然厳しく、3コートを2コートに戻す動きもあり、それでも同じ品質や性能レベルを求められる。特に高光沢ニーズは一層強まってきた。スペックはワンコートないし2コートにプラス・クリヤーが主流となっている。
自動車部品用に対応した水性開発に入って10年近くになる。同社がグローバル提携しているドイツのグレーベグループとも水性開発では連携を強化。「今年の秋には開発のめどをつけたい」とゴールが見えている。独自スペックの水性技術の確立は秒読み段階にあるようだ。


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