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2006年03月20日
シルバーに色味傾向強まる BASF2006カラーショー
BASFコーティングスジャパンは2月10日、「2006TOKYO COLOR SHOW」を東京・恵比寿のSPAZIO1で開催した。自動車メーカーからデザイナーが参加。
冒頭あいさつした青木睦郎社長は「皆様のアイデアを生かしたカラーデザインを国内ばかりでなく、アジア・パシフィック地域にまで広めていきたい。課題を認識し私たちの新しい仕事に反映させ、カラーショーも充実を図っていきます」と述べた。
カラーショーではアジア・太平洋、北米、欧州の3極のカラー・トレンド予測を発表。グローバルな共通傾向として、シルバーが主流の傾向に変化は見られないものの、硬質なメタリックシルバーに加え、新しい色合いと効果のトレンドも強まると分析する。今回は08年から10年の先行色を展示した。
今回特に強調されていたのは、「メタリックシルバーの流行はピークに達した」という点。シルバーでの可能性は出尽くした感がある。このため今後は特殊効果とソフトな色調を備えた新しいイメージのシルバーが増えていくと予測している。
シルバーの微妙な変化がトレンドとなりそうだ。具体的には緑、青、ベージュなどを含むシルバー、あるいはカラフルで柔かく光る色調、明るい緑がかった黄色の効果を帯びたシルバーなどが注目されるという。「色を愛でる」時代が到来するとの見方。
日本及びアジア太平洋地域について、デザイナーの藤森栄二氏は、トレンド要因として環境・健康指向としてのグリーン、ブラウン、ブルーなど大人をイメージさせる上質な色未来指向の白やシルバーなどのニュートラル系リキッドメタルやマット調の材質感への関係を挙げる。
高齢化社会の中にあって、エイジレスやジェンダレスなライフスタイルが注目され、色彩やデザインへの影響が強まってくると強調する。
シルバーのトレンドは「ピークを過ぎたとはいえ最も重要な色。ダークシルバーや色味のあるシルバーの変化、またリキッドメタルやマット仕上げの質感が開発目標」と分析。白に関しては「やや色味を感じる白、もしくはより白く感じさせる工夫が必要」と述べた。
色域として注目される色として緑/青緑。その理由としてこの色域が10年以上にわたってトレンドとなってこなかった点にふれ、「新鮮さと感動を呼ぶ可能性がある」と述べ、「黄緑から青緑までの幅広い色域がトレンドカラーとなる」としている。
ヨーロッパトレンドを解説したミヒャエラ・フィンケンツェラー氏は「白が新しいトレンド。シルバーホワイト、チョーキーホワイト、または新しい効果のある白が、特殊効果を備えたダークシルバーとともに注目」と述べ、シルバーの色域で色味が増える傾向を指摘した。
北米トレンドについて、サンディー・マサイア氏は「自動車デザイナーたちは滑らかなメタルのような仕上げや、艶消し効果を追求している」と強調していた。
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