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2006年04月11日
パルスパワーをバージョンアップ パルスパワーⅡを上市 パーカライジング
日本パーカライジング・アイオニクス部は静電粉体塗装機「パルスパワー」をバージョンアップした「パルスパワーⅡ」を4月1日から販売することを明らかにした。
同社は従来のハンドガンGX7000シリーズでパルスパワーⅡを製品化、テストマーケティングを行い、本格的上市の運びとなった。
今回、波形(パルス電圧振幅波形)を短くする(従来の7分の1)とともに、最大電圧の波を大きく(約1.5倍)し平均電圧を上げることで従来タイプよりも帯電量を高くした。この改良によって箱モノ内部への貫入性、付き回り性を高めた。この結果、補正レス及びラインスピードを高めても追随出来るレベルを可能にした。「帯電量は従来のパルスパワーの約1.5倍にアップし、大吐出量(300~400g/min)でも高い塗装効果を発揮する」と説明する。
パルスパワーは一瞬だけ電圧がかかってすぐに落ちるような電圧、パルス電圧を導入することで平均電流値を下げ、常に高電圧の下に最小限の電流を放電する。それによって塗料の帯電量が最大限高められるとともに、フリーイオンを抑えることで複雑形状物などへの貫入性、付き回り性に優れた効果を発揮する。
しかし、従来はコンデンサーを使っていたためパルスを切ってもすぐに電圧が落ちなかったことから期待通りの貫入性、付き回り性が発揮されなかった。今回、コンデンサーの基盤を変えるとともに、ガンの部品を改良することで本来のパルス電圧の波形となった。
同社は当面ハンドガンタイプで実績を高め、オートガンへの対応を図っていく方針。「ハンドガンでの採用が次のオートガンに結びつく。パルスパワーⅡでひと月に10ガン以上は販売したい」と意欲を示す。
なお、価格は95万円。従来のパルスパワーと併用販売。
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