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2006年07月10日

企業動向  設備・機械:設備・その他

触媒パネル、省エネ性訴える(設備) ダイニッカ

ダイニッカはエンジニアリング部門強化の一環として、フランス・サンキス社製の触媒輻射パネル「サンキス サーモリアクター」を市場展開してきた。今年からスタートしたVOC規制を背景に、同品の飛躍的拡大に向けた動きを強める。
「サーモリアクター」は省エネと品質向上を両立させたテクノロジーが評価されている。これは触媒というフィルターを通して放出される赤外線スペクトルの波長が塗料樹脂の重合と同調するため、いわば塗膜内部から硬化を促進させる。このため乾燥プロセスでのエネルギーの消費が少なく、結果的にブツを拾うトラブルを解消するなど、効率性が高まるメリットがある。
従来の乾燥ブースでは、温度分布を均一に出来ることから熱風乾燥炉が多く採用されてきたが、大型の鋳物などでは被塗物自体に熱が吸収され、また炉内温度を一定に保つエネルギー消費も大きいため、エネルギー効率の面でロスも発生する。
これに対しサンキスの「サーモリアクター」はパネルを乾燥炉に導入すると、被塗物に直接赤外線エネルギーが作用するので、無駄な熱を必要としないばかりでなく、火気に対する安全性が非常に高い。
日産自動車など大手での採用の他、トラクターでの導入など既に幅広い分野で採用実績がある。「海外ではトロンボーンなどの楽器に採用されるなど、高品質仕上げへの寄与が実証されている」と担当者は自信を見せる。
「サンキス」として「CATEL(カテル)=電気式赤外線ヒーター」「CATERM(カテルム)=ガス式赤外線ヒーター」などのバージョンアップも進め、地区の販売代理店との連携から普及・浸透を速めていく。


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