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2006年08月09日
バラスト塗装基準強化へ IMO タールエポ使用不可
IMO(国際海事機構)はSOLAS(Safety of Life at Sea)条約改正案を可決した。船舶バラストタンク塗装基準が強化され、塗料の事前承認制の導入、タールエポキシから明色のエポキシベース塗料への変更など、塗装性能の大幅な向上を決めた。
IMOは5月10日から19日まで、本部のあるロンドンで第81回海上安全委員会(MSC81)を開催。この中のプロジェクトMP4「塗装ワーキング・グループ」に国土交通省海事局安全基準課、(独)海上技術安全研究所のスタッフの他、日本塗料工業会の船舶塗料部会のメンバーが参加し、審議に加わった。
その結果、SOLASの条約改正案及び新たな塗装基準が承認された。それによると総トン数500トン以上の全船舶のバラストタンク、及び150m以上のバルクキャリアーの二重船側部には、新塗装基準に従って塗装することが決定。適用日は1)2008年7月1日以後建造契約される船舶2)2009年1月1日以後起工される船舶3)2012年7月1日以後引渡しされる船舶から。
新塗装基準は、塩分濃度基準が設けられた他、ブラスト処理に関して基準を設定、使用する塗料に関してもタールエポキシを使用禁止とし、エポキシ系の明色の使用を義務化、膜厚も320μと厚膜化。これは作業者や周辺環境への配慮のため。
これによって塗料の使用量は1.3~1.6倍に増大することが見込まれる。またこれまで規制のなかった第三者機関の有資格者による塗装検査が義務づけられた。
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