ニュース
2006年08月09日
塗装で付加価値をつける 木工塗装入門講座を開催
木材塗装研究会は7月27日、エル・おおさかで第18回木工塗装入門講座を開催した。同講座は木材塗装の入門者を対象に毎年行われているもので、先月行われた東京会場と合わせて、計118名が受講した。
当日は、木材の性質、塗料の種類と適用例、仕上げ技術、欠陥対策などについて各講師による説明が行われた。中でも関心を集めたのは、戸山顕司氏(戸山家具製作所)による「クラシック塗装のキーポイント」。家具メーカーとして50年近いキャリアを持つ戸山氏が自ら刷毛を持ち、ラッカー塗装によるアンティーク仕上げを披露した。
戸山氏は「いかに落ち着いた高級感のある仕上げをするかが木材塗装の付加価値」と語り、拭き取りでぼかした着色を演出する“グレージング”を実演した。
また鈴木雅洋氏(東京都産業労働局商工部)は、「スプレーガンの使い方」について講演。同氏が行ったテストによると、「作業者によって塗着効率に61%から35%の開きが見られ、使用塗料缶にすると6缶の差がついた」とし、「塗着効率を改善することは、無駄な資源消費と作業を排除し、労働生産性を高めるとともに、環境保全にもつながる」と語った。
★★★★★ニュースランキング
※1日一回データルームページで集計結果が更新されます。