Last Updated: 2008年12月 5日 02:17  RSS 2.0
キーワードを入力してサイト内のニュースを検索できます。

ニュース

2006年08月31日

企業動向

日ペ、ビーケミ他米国2社の完全子会社化を決議 プラスチック塗料で世界競争力強化

日本ペイントは7日に行った取締役会において、米国・Bee Chemical Company(Bee)の完全子会社であるエヌ・ビー・ホールディングス(NBH)の発行済株式のすべてを取得し、NBHとの折半出資会社である日本ビー・ケミカルを完全子会社化することを決議した。また同社の米国法人Nippon Paint(USA)を通じて、Beeの全株式を取得し、同社を完全子会社化する。これにより日本ペイントは、Beeと両社の折半出資会社である日本ビー・ケミカル、Morton Nippon Coatings(MNC)の3社を100%持分の子会社化することになる。
Bee社は米国・Rohm & Haas Companyの完全子会社であり、Rohm & Hass Automotive Coatingsの名称で自動車用プラスチック塗料事業を展開している。また出資関係にある日本ビー・ケミカル、MNCを通じて、日本、アジア、アメリカ、カナダ、メキシコにおいて、開発及び製造、販売拠点を有する。
今回、完全子会社化を決めた背景には日本ペイントが2010年に向けて策定した長期経営計画において、自動車塗料事業を「コア事業」として位置付けていることがある。グローバル展開の強化、特に日系自動車メーカーとの連携が不可避となっている中で、北米拠点の対応力強化及び生産能力の増強は急務のテーマ。加えて、プラスチック素材の採用範囲の拡大、鋼板/プラスチック共用塗料のニーズ増大が予想されており、技術強化とフレキシブル対応を図る上で、一元化を図る必要性があったと見られる。子会社化により、北米では日系ユーザーのみならず、ローカルユーザーへの展開も強化することにつながる。
Bee社の取得株式数は2万2,952株、取得価格は1億600万ドル。日本ビー・ケミカルの取得株式数は36万株、取得価格は1億2,000万ドル。株式譲り受け期日は10月1日以降。
同社は6月にアジア合弁の出資比率引き上げを発表したばかり。新たなグローバル展開に向けて、ニッペ主導体制を整えつつある。
◇会社概要
Bee Chemical Company:代表者・John E.Cullbertson氏、所在地・米国イリノイ州、設立年月日・1945年3月7日、主な事業内容・北米地域における自動車用プラスチック塗料の製造・販売及びこれらに関する一切の事業、決算期・12月31日、従業員数・456名、主な事業所・イリノイ州、オハイオ州、資本金・2万2,952ドル、発行済株式総数・2万2,952株。
日本ビー・ケミカル:代表者・末永博義氏、所在地・大阪府枚方市、設立年月日・1971年2月1日、主な事業内容・プラスチック用塗料、真空蒸着用塗料の製造・販売及びこれらに関する一切の事業、決算期・3月31日、従業員数・363名、主な事業所・大阪、愛知、広島、台湾、中国(広州・天津)、資本金・3億6,000万円、発行済株式総数・72万株。


★★★★★ニュースランキング

※1日一回データルームページで集計結果が更新されます。

平均スコア:0|最高スコア:0

« 前のニュースニュース一覧次のニュース »

Web特集|ニュース|コラム|インタビュー|データルーム|イベント情報|セミナー情報|リンクネットワーク