ニュース
2006年11月07日
防災関連で新たな用途広がる 蛍光・蓄光製品が活発な動き シンロイヒ
シンロイヒの蛍光・蓄光製品が活発な動きを見せている。災害時に備えた安全・防災の分野で用途が広がっているためだ。各種性能の向上を図るなど蛍光色材のトップメーカーとして技術改良を重ね更なる採用増を目指す。
安全・防災用途で採用が広がっているのは建物の屋上や地下鉄、洞道など地下建設物の分野。
例えば屋上では、高さ45m以上の高層ビルに義務付けられているヘリコプターの緊急離発着用などのマーキング用途。従来ソリッドカラーが使用されていたが、より視認性を高めるため東京消防庁では蛍光塗料を指定。バック色のグリーン、円やマーク色のオレンジにも蛍光色が採用されている。
また学校の屋上でも災害時の応援物資の搬送や救助をヘリコプターで行う場合に備えて、校名を大きく記すなど防災用ランドマーク表示が行われている。3年間で180校に採用予定の都立高校を始め、近年各自治体への広がりが目立ってきた。屋外使用であることから高耐候性ウレタン樹脂系の蛍光塗料の開発、コンクリートやグレーチングなど下地に合わせた仕様確立など専門メーカーの強みが発揮され、同社品の採用増につながっている。
更に蓄光分野も活発だ。希土類蓄光型蛍光体の出現により放射物質を含まずに長残光性を得ることが可能になった。この技術が地下防災で広く採用されている。韓国地下鉄火災の大惨事を受け東京都議会は昨年3月に、地下鉄駅舎内に10m間隔で避難誘導明示物を設置することを条例化。災害により電源が落ちた後でも自主発光により避難に有効な明示ができるとし、同社の長残光フィルムなどが採用されている。
地下建設物ではこの他、通信や電力会社がインフラ用として地下に広げている洞道や各地の地下街、駐車場など都市の地下空間は想像を越える広がりを見せており、避難誘導用の蓄光製品の採用が増大している。
★★★★★ニュースランキング
※1日一回データルームページで集計結果が更新されます。