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2006年12月13日

法規・法務  行政・団体

短時間で分類可能なソフト発売 日塗工、GHS対応モデル事例集

日本塗料工業会は15日、東京塗料会館で、改正労働安全衛生法・政省令及び塗料用GHS「モデルMSDS・モデルラベル事例集」の説明会を開催した。メーカーなどから150名以上が参加した。
厚生労働省の城井裕司氏は12月1日から施行される改正労働安全衛生法の要点を説明した。
現在の安衛法においても政令で定められた化学物質の表示規定及びMSDS交付義務が課せられている。改正法では、化学物質の有害性(発がん性など)のみだった対象が、危険性(引火性など)も対象に追加される。また、ラベルに絵表示を導入することでGHSに対応した形をとる。ラベル記載に関して、対象物質の含有量の記載は削除され、表示する者の氏名や住所に加えて電話番号を記載しなければならない。
これらの措置義務は危険有害物質を譲渡・提供する事業が対象となり、運送業者や廃棄物処理業者は対象外となっている。
日塗工製品安全部長の和田英男氏は日塗工が発行した「GHS対応MSDS・ラベル作成ガイドブック別冊―モデルMSDS・モデルラベル事例集」を紹介。また、付録のエクセル版簡易GHS分類ソフトの実演を行った。
同事例集の内容は、第一部にGHSの概要、第二部にモデルMSDS・モデルラベル事例が表記されており、22種類の塗料(パテ、シンナー、金属表面処理剤含む)の事例が掲載。9月までのNITEで公開されている物質がデータベース化されている。
日塗工ではラベル絵表示に関して、GHS分類で区分4(引火点60-93℃)&区分外(引火点93-250℃)は「炎」のマークは不要となったが、PL表示として表記を進めている。
また、ポリマーに関して、健康有害性や環境有害性についてほとんど情報はない。しかし、分子中に有害な反応性官能基を持たない場合は区分外として扱っても止むを得ないとしている。
和田氏は「分類ソフトは短時間で分類ができる。8月に発刊したガイドブックを併用して事業の効率化に使用してほしい」と呼びかけた。
本事例集(分類ソフト含む)の価格は会員3,000円、会員外4,000円。
現在、政府からは1,500物質のうち約1,200物質が公開されている。しかし、すべて公開されたとしても塗料用としては500物質程度にしかならない。その他に数千物質が必要とされている塗料では、各メーカーがそれぞれ独自にデータを集めなければならない。


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