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2007年01月25日

企業動向  製品:副資材

屋根塗装の効率性高める「タスペーサー」(建築) セイム

セイム(茨城県守谷市)が製造販売している屋根塗装時の縁切り部材「タスペーサー」が好調だ。戸建て改修時の屋根塗装で多くの塗装業者に支持されるとともに、確実な縁切りができるとして大手ハウスメーカーやリフォーム会社でも同品の使用を標準化するなど採用が広がっている。同社では今年3月まで販売促進キャンペーンを行い、更なる普及を目指す。
軽量かつ簡便な屋根材として戸建て住宅で普及したコロニアルなどの平板窯業系屋根材。これらの屋根材は経年で劣化やたわみが発生するため、7-10年周期で塗り替えの必要がある。その際に重要なのが屋根材の重なり部分を覆った塗膜の縁切り作業。屋根材のジョイント部などを通って侵入した雨水が内部に残り、屋根下地材の野地板や建物上部の構造を腐朽させる恐れがあるためだ。
従来は塗装後にカッターや皮スキなどを使って縁切りが行われていたが、屋根材そのものを破損させる、仕上げた塗膜を汚す・傷つけるといった不具合の他、塗料性能の向上とともに一度縁切りをしても再度塗膜が密着し雨水を逃すための隙間が密閉されるなどの問題が発生していた。
タスペーサーはポリカーボネート製で厚さ1.7mm、40mm角大の縁切り専用部材。シーラー塗布後に同品を屋根材の重なり部に挿入することで1.7mmの隙間を確保し、確実な縁切りが行われ雨水が排出する。作業面でも塗装後の戻り作業が必要なく、屋根材や塗膜を傷つけることがない。カッターや皮スキなど従来の縁切りでは2人工ほどを要としたのに対し、1人で1時間強もあれば挿入作業が終了(100m2前後)。また小口をダメ込まなくてもよいのでローラーで縦横に塗装でき作業がはかどるなど、人件費の大幅な削減と工程の効率化に役立つ。
縁切りの確実性と作業効率面などが評価され、屋根塗装時に同品を標準仕様とする大手ハウスメーカーやリフォーム会社が続出し、ここに来て一気に広がりを見せ始めた。「縁切り作業は重要なポイントでありながらこれまであいまいであった。ここを明確にプレゼンすることで施主様の信用を得、物件獲得に寄与するとともに、確実な施工品質が保てる。戸建てなどの元請けを指向する業者さんに極めて有効」(取締役・倉持忠行氏)とコメント。
同品は標準タイプの「02」と高クッションタイプの「03」があり、1ケース500個入りで価格はそれぞれ11,500円と12,500円(いずれも税別の上代)。1ケースで約100施工可能(シングル工法)。なお、同社は3月まで販促キャンペーンを行っており、期間中12ケース入りの大箱を注文すれば、1ケースがサービスされる。
購入ルートなどの問い合わせはTEL0297-20-6222まで。


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