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2007年02月14日
中国 土地使用権の最低価格を公示 乱開発の抑制 投資計画に影響
中国・国土資源部は1月1日より工業用地における土地使用権の最低譲渡価格を公示した。外資企業の誘致合戦の過熱ぶりが土地の乱開発を招いていることから、国が土地政策のコントロールに踏み切ることで抑制を図る。しかし、実質的な値上げにつながるだけに外資企業にとっては今後の投資計画に影響が及びそうだ。
今回の施策では最低譲渡価格を15の等級に分類し、全国各地区を該当する等級に振り分けた。最も高い1等の最低譲渡価格は840元/m2(1元=16円換算で1万3,440円)となり、最も低い15等級は60元/m2(960円)。14倍の格差がついた。例えば1等の上海市長寧区、虹口区、黄浦区などで5,000m2の土地を確保する際は、最低譲渡価格約7,000万円からの入札参加となる。ちなみに中国は国が土地を保有しており、いわゆる売買は存在しない。土地利用については50年の借地権が定められている。
中国に現地工場を持つ塗料メーカー社長は今回の件に対し、「外資優遇策から内需保護へと政策をシフトしている。市場として魅力的であることに変わりないが、特に中小企業にとっては中国進出は容易でなくなる」と投資環境の変化に警戒感を示す。
等級別のm2当たりの最低譲渡価格は下記の通り。
◇1等840元(主な地域:上海市長寧区、虹口区、黄浦区、静安区など)△2等720元(北京市朝区、崇文区、上海市浦東新区など)△3等600元(広州市、深セン市など)△4等480元(天津、重慶など)△5等384元(唐山市、長春市、昆明市など)△6等336元(吉林市、上海・嘉定区、佛山市など)△7等288元(昆山市、桂林市など)△8等252元(福清市、青島市など)△9等204元△10等168元△11等144元△12等120元△13等96元△14等84元△15等60元。
注)市は区によって等級が変わる。
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