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2007年03月30日

企業動向

フッ素の時代に突入をアピール 初の販売店向け説明会 ACR

旭硝子コートアンドレジンは2月27日、東京・千代田区で首都圏の販売店を対象とした説明会を開催した。昭和63年の社名改称以来、同社にとって初となる販売店向けの説明会で、新製品及び開発予定の製品説明とともに、これまでの材工一体から販売店を基軸とした市場展開への方針転換を表明。62社、80名の取引先が参加した。
樺澤精一社長は冒頭で「フッ素樹脂塗料を上市して25年、いよいよフッ素の時代に入ってきました。その中で建築分野、特にストック、ローカル(地方)の需要獲得に向け、フッ素塗料の第一人者として臨みたい。当社はこれまで材工の志向が強い会社であり、反感を持たれていた販売店様も多かったと思う。しかしフッ素樹脂塗料がいよいよ普及期に入ったいま、従来のやり方では限界があります。当社としては材料の指定活動、販売店様の売りやすい環境づくりなどメーカー活動の質を高め、販売店様にはそれぞれの地域で当社製品による付加価値の高い需要を取り込んでいただく。そうした新しい売り方を共に創造していきたい」とパートナーシップ重視への方針転換を強調した。
続いて行われた新製品説明では既に上市している「ボンフロン落書防止クリヤー(艶消し)」及び4月1新発売の弱溶剤タイプ「ボンフロンライト」の他、遮熱タイプ、多彩調水性タイプなど発売予定のフッ素樹脂塗料を紹介した。
艶消しタイプの落書き防止クリヤーは撥水撥油性による落書き除去機能をそのままに、塗膜表面の艶を抑えた。落書き防止用は機能を得るために艶有りが定番だが、建築デザインのニーズとして高まっている“マット感”に応えたもの。艶消し剤の粒径コントロール、分散技術の改良などを行った。
強溶剤タイプと同等の性能を維持しながら、幅広い下地への適応力、環境適性、作業性を高めたのが弱溶剤フッ素樹脂塗料「ボンフロンライト」。鋼道路橋塗装便覧の改定など今後フッ素樹脂塗料の主軸になると目され、同社でもラインアップ。4月1日の発売。
また発売予定の開発製品として紹介した遮熱タイプのフッ素樹脂塗料は、超耐候性によるライフサイクルコストの低減、低汚染による美観と太陽熱反射性能の維持、濃色対応を目標として開発中。更に多彩調水性フッ素は、斬新な意匠性・素材感・自然な風合いを特殊な作業ではなく、従来の塗装作業の範囲内でできることを開発目標とし、年内に発売したい考え。


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