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2007年04月09日
自主的取組促進に向け 環境省、VOCセミナー開催
環境省主催の「塗装作業におけるVOC自主的取組推進セミナー」が10日、東京・北区赤羽会館で開催された。自主的取組に関して、業界団体に加盟していない事業者などに向けて、VOC規制法の概要や具体的な対策方法などが語られた。メーカーや塗装事業者など160人が参加した。
坂井秀也氏(坂井技術士事務所)は「塗装における自主的取組」をテーマに講演を行った。VOC対策には、まず排出量を削減する作業・工程・設備・管理の工夫改善が必要であり、代替製品の採用はその次の段階とした。具体的には、オーバースプレーの改善、塗装時に制御したエアー圧力を洗浄時にはオープンにしてしまい多量のVOCを排出してしまうなどの注意点を指摘した。更に除去装置の設置を行い、工場内での処理が最終目標とした。
日本工塗連副会長の岡田勇司氏は塗装事業者の立場から、VOC対策を語った。同氏は「専門業者は零細企業がほとんどのため、設備投資に耐えられる企業は少ない」と現状を述べた上で、「大手企業はそういった企業に外注してこそ成り立っている。スペックの見直しを外注先に指示していただければありがたい。同時に専門業者は発注元との工程・スペックの見直し行うことが大切」と、発注元・請け両者の理解がVOC削減に重要との見方を示した。また、塗装作業ではエアスプレーの距離・吐出量・角度・空気圧の適正を見極めることの重要性を語った。
CEMA専務理事の平野克己氏は「VOC代替塗料・塗装法と排出抑制装置の導入効果」をテーマに、処理装置、粉体化、水性化それぞれを導入した場合の具体的なコストや効果を説明した。「2010年までにVOCを削減する計画を立てることが大切。環境宣言を行い、企業PRとしていただきたい」と呼びかけた。なお、同セミナーは名古屋、大阪、福岡でも開催。
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