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2007年05月17日

マーケット:国内

国内初の色彩デザインショー カラーセッション2007

カラーデザインをテーマにした国内初の見本市「カラーセッション2007」が4月12-14日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。主催はカラーセッション実行委員会(委員長・城一夫氏=共立女子短期大学名誉教授)。
会場はカラーデザインを高める素材・ツールを紹介するカラーソリューションコーナーと、カラーデザインに優れたプロダクツを展示するカラーデザインコーナーの2部構成。カラーデザインコーナーでは日本ペイント、カラープレビュー、カドワキカラーワークスがペイントカラーをアピール。
日本ペイントは都市景観から自動車までのカラーデザインを総合的に扱うスタンスを強調。デモンストレーションでは新しい色域への挑戦を前面に出していた。
カラープレビューはカラーマーケティングの重要性を中心にした内容。同社はカラーワークスの系列会社で、今回の出展社の中でも色彩ソフト中心の展示で注目を集めた。「ビジネスに活かす“色”」の提案としてコンサルティングや米国のコルウェル社の代理店としてカラーツールの作製、また1,000の言葉でカラーの嗜好を診断するアプリケーションソフト「カラーコンシェルジュ」の説明を熱心に聞く来場者が目立った。
カドワキカラーワークスは粉体塗装会社のユニークなスタンスでの出展。多色少ロット塗装に対応したオリジナルカラーバリエーションはユニークさで光っていた。
この他、商社では山本通産が色彩に関わるトータルソリューションを提案、特に各種光輝材を使ったカラーサンプルが人気。長瀬産業は感覚の87%を占める視覚や色彩にはビジネスチャンスがあるとのスタンスで、独自の「カラー工房」で色、素材、技術のスペシャリティーをアピール。
大日本インキ化学工業はパントン社とタイアップし「What’s the Color Next?」をテーマに掲げ、関係会社であるディックカラー&デザイン社がグローバルカラーソリューションに焦点を当てていた。
自動車メーカーではトヨタ、日産がボディーカラーの最新バージョンを展示。トヨタはレクサスのプレミアムカラーの世界について解説。世界トップレベルのカラーデザインの品質を誇示。
今回カラーデザインのショーは初めてということで内容的にも規模的にも迫力不足は否めない印象。もっとコンセプトを明解にすれば、価値を認められるショーに成長する可能性はある。主催者側は来年も開催する方向にあり、期待したい。3日間の来場者は初日3,490人、2日目5,776人、3日目2,851人の計1万2,117人。
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