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2007年05月14日

企業動向  製品:原材料

水性対応の機能性樹脂を上市 イーストマンケミカル

イーストマンケミカルは水性塗料用にセルロースエステル添加剤「CMCAB-641-0.2 (カルボキシメチルセルロースアセテートブチレート)」を展開している。同CMCABはカルボン酸を持つ水分散性のセルロースエステル樹脂でCABが溶剤系塗料で発揮した効果と同様の効果を水性塗料にもたらすというもの。
水性塗料においての特性として1)アルミフレークの分散性・配向性の向上2)レオロジーコントロール指触乾燥時間の短縮3)表面欠陥の低減(ピンホール・ハジキ・額縁の防止)4)基材に対する塗料の濡れ性の向上5)ベースコートとクリヤーのセパレート性の向上6)水系における顔料分散の優れた分散媒体―など。また水性の木工ステインにおいての特性は木工表面の毛羽立ちの抑制優れた発色長い作業可能時間クリヤーコートとの密着性の向上―など。
同社では自動車水性ベースコートや同クリヤー、水性プラスチック塗料、水性木工塗料、水性皮革コーティング材及び顔料分散剤として紹介を進めている。
更に同社では非塩素系の付着性付与材「Advantis 510W」の紹介を始めた。従来非塩素系としては溶剤タイプを上市していたが、今回水性タイプを開発した。既に欧州においては昨年の秋口から展開を進めており、バンパー関連で採用されている。
国内においても「現状塩素化PPを使用しているが、環境対応から非塩素系の水性タイプが求められてくる。また従来の水性タイプは貯蔵安定性などバランス的に問題があり、今回指摘されてきた問題をクリアした」とコメントする。同社はバンパーなどプラスチック塗料向けに紹介をスタートさせた。
また、同社は今回CABの分子量の低いタイプ「Solus 2100」の紹介も進めている。従来の同タイプは高分子量で粘度の問題を抱えていたが、今回3分の1程度にするとともに、メインバインダーとの相溶性を改良することでツヤ出し、乾燥性が向上した。「ハイソリッド化しやすくなり自動車部品や自動車補修用に最適。またエマルション化もしやすいので用途の幅が広がった」とウレタン塗料への展開を図っていく意向だ。


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