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2007年05月16日
太陽熱反射塗料の最適設計技術を開発 価格、色展開で優位性発揮 日本ペイント
日本ペイントは太陽熱反射塗料(遮熱塗料)の分野で、顔料の組み合わせを制御することで高反射性能を確保しつつ塗料コストの低減を可能にした光処理最適化技術「日射反射率予測システム」を開発した。
太陽熱高反射塗料で、塗膜上での光や熱の反射性能を阻害するのは吸収性能の高い顔料を使用することが主な要因で、特に濃彩色域を発色するために多用されているカーボンブラック顔料に阻害要因があるとされている。
このためカーボンブラックに替わる反射性能の高い黒顔料の使用や、効果を維持するためのビーズ状顔料などが従来品では用いられてきた。しかし塗料コストが高価になる他、平滑性が損なわれるためツヤのある塗料ができないなどの課題があった。
同社が開発した日射反射率予測システムは、色の三原色の性能を利用して現有する顔料の反射・吸収性能を測定・解析し、ライブラリー化した上でそのデータをコンピュータ処理して高反射性能を持った塗料を設計できる光処理最適化技術。この技術を応用することで濃彩色域での展開を広げ、かつ価格面でも優位な太陽熱高反射塗料の製造が可能になった。
これにより顧客がより導入しやすくなるとの観点から、既に展開している国内の建築、道路・駐車場分野で2007年度に10億円の売り上げを見込む他、プラント鉄鋼や船舶、海外建築市場など市場の拡大を図っていく。
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