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2007年07月02日

企業動向

完全水系対応、自補修研修施設を開設 泉塗料 情報・サービス力で拡大目指す

泉塗料(本社・大阪府泉北郡、社長・西村義雄氏)はこのほど、新社屋及び自動車補修塗装用研修センターを開設した。大阪府下のサプライヤーで研修施設を開設したのは同社が初。サポート対応と情報発信を武器に近畿圏№1ディーラーを目指す。
泉塗料は売上高20億円を誇る府下トップオートサプライヤー。創業して39年と塗料販売店としては後発の部類に属するが、自補修用塗料の販売をメインに業績を拡大。現在本社の他、大阪(大東市)、和歌山、尼崎に拠点を配し、エリア拡大を積極的に進めている。
今回開設した社屋及び研修センターは、来年創業40周年を迎える同社にとって、新たなステージへ踏み出すための記念事業の1つと位置付ける。昨年春に新社屋の建設を含めた計画を打ち出し、用地の取得、建築着工と急ピッチで進めわずか1年足らずで完成にこぎつけた。
450坪の敷地には、本社事務所棟と長屋式の倉庫が立ち並ぶ。事務所2階には80名収容可能のセミナールームを完備。ユーザーを招き、講習会の開催も予定する。
センターに導入した設備は、アンデックス社製ブースの他、乾燥促進機、3連タイプのカーボンヒーター、エネルギーアームなど。「10年先を見据えた最新鋭の設備を揃えた」(営業本部長・西村勲太郎氏)と完全水系塗装対応設備一式を取り揃え普及に備える。特に乾燥促進機(クァッズ社製)の導入は国内でもまれ。ブースの四方からエアーを噴出させ、乱気流を起こすことで乾燥の抜けを良くするもので溶剤系の使用も可能。温度の立ち上がりが早く、上面、下面関係なく均一な温度環境を作り出すことができる。「既存のブースの後付けが可能で、高額投資を要することなく水系対応に移行できる」と積極的に推奨していく意向を示す。
同センターは、グループ会社のオアシスがデュポンの近畿地区総代理店を務めていることもあって、デュポンの西日本地区の認定施設第1号の公認を取得。顧客への提案力の強化に弾みをつけている。
 西村本部長は「我々は情報とサービスでこれまで顧客との関係を築いてきた。間違いなく市場は縮小していくが、我々が伸ばせる余地はたくさん残されている。更に情報発信力を高めていきたい」と成長への意欲を語る。
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