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2007年08月08日
川上に向けダイレクトアプローチ積極化 菊水化学工業
菊水化学工業は5日、東京・千代田区のグランドプリンスホテル赤坂において「創立50周年に向けてLoHASの提唱(人と環境と色)」と題したセミナーを開催した。今回のセミナーはビルオーナーなどの施主、設計、ゼネコン、企業経営者など川上へのPRに的を絞ったセミナーで約600名が参集した。
遠山眞人社長は冒頭のあいさつで「塗料業界はこれまでメーカー側の論理で多色化を敬遠し色提案を行ってこなかった。住宅の新築やリフォームで色を選ぶ楽しさ、迷う楽しさを提供するため、国内メーカーでは初めて1200カベカラーを構築。このシステムを全商品に適応させていきたい」と述べた他、剥落を防止するタイル改修の外壁リフォーム材「モダンアート」など同社の事業について紹介。
また自然塗料「AURO」に続きスウェーデンAlcro-Becker社のアレルギーフリー塗料を国内販売することを発表した。同社の製品は健康・環境基準の厳しいヨーロッパで高い安全基準を誇り、特にアレルギーフリー塗料として市場の信頼を得ており、菊水化学は同社製品の国内総販売元として輸入販売を始める。「これまでとは異なり、施主などエンドユーザーに直接届くかたちの流通を模索し展開する」(担当者)意向。
セミナーを通じて、健康と環境を指向するライフスタイルのLoHASに対して塗料の色と環境の側面からアプローチし、PRを行った。
また今回のセミナーでは彫刻家の外尾悦郎氏による特別講演が企画された。同氏はアントニオ・ガウディを継承しサグラダファミリア教会の建築・彫刻に携わり、同氏が担当した「生誕の門」は05年に世界文化遺産に選ばれている。サグラダファミリアの象徴的な塔のデザインがどこから生まれたのかなど本邦初公開の秘話、更にアントニオ・ガウディの建築やデザインは全て「愛」をベースに考え抜かれているなどの話に来場者は熱心に聞き入った。
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