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2007年08月22日

企業動向  製品:原材料

意匠性や機能性で差別化 光輝性顔料販売を強化 エカルト

アルミなど光輝性顔料メーカーのエカルトは7月24日、東京のTKP八重洲ビジネスセンターで商品説明会を開催した。昨年に続き2回目となる今回は高意匠性や機能性を付与した光輝性顔料を紹介した。主催はビックケミー・ジャパン及び山本通産。
水性塗料用アルミ顔料のシルバーダラータイプは粒子表面の平滑性を向上させることで、優れた光輝性を発揮。安定化技術で分けられたグレードとして、腐食防止剤を顔料表面に吸着させた「Hydrolac」「Hydroxal」と金属酸化物または透明なシリカでアルミ顔料をカプセル化した「Hydrolux」「Hydrolan」を自動車用や工業用向けに展開している。「シルバーのシェアはまだ高レベルであり、テクノロジーとイノベーションの時代を象徴している」とカラートレンドを分析する。
「Aloxal」は未処理アルミ顔料を水と反応させて酸化アルミ被膜を形成させた。そのため、隠ぺい力、耐候性、UV・IR反射、光輝感などの通常のアルミ顔料の特性を持つ上、優れたせん断安定性、新意匠向けの黄味の色調など新たな特長を有する。
メッキ調効果を有するのが蒸着アルミ顔料。同社では標準的グレードの「Metalure L 55700」、より先進的な「Silvershine P 4100」を高意匠高機能グレードとして持ち、比較的リーズナブルなグレードとして「Silvershine S 2100」を紹介した。これらは溶剤系だが水系用として「Hydroshine」を上市している。配合上の注意事項として、「顔料と樹脂比率ではアルミ量が少ないことが必要。また、ベースコートを侵すトップコート中の溶剤の使用を避けることが大切」と、塗料設計の注意点を指摘した。
また、意匠性だけでなく機能性に特長を持つ顔料も紹介した。ポリマーカプセル化顔料の「NCP」は非導電性が高く、「HCP」は耐薬品性に優れた特長を持つ。アルミ以外の顔料では鉄系顔料の「Ferricon」やパール顔料の「Phoenix」などを紹介した。
(写真:会場風景)


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