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2007年10月23日

企業動向  製品:原材料

ウレトジオン硬化剤で低温硬化実現(原料) 住化バイエル 触媒効果を発揮

ポリウレタン粉体塗料用硬化剤「クレラン」を展開する住化バイエルウレタンは、ウレトジオン硬化剤と触媒「クレキャット XP 2571」を組み合わせた、従来より低温硬化が可能なブロック剤フリー型硬化剤の販売に注力している。欧米では一般的に採用されているウレトジオン硬化剤だが日本ではあまり普及していないのが現状。熱黄変、フロー性などのバランスに留意し、150℃の低温硬化を実現。同社では、HAAタイプの対抗品として需要開発に意欲を見せている。
低温硬化型ブロック剤フリー・システムは、OH基含有ポリエステル樹脂とウレトジオン硬化剤に触媒「クレキャット XP 2571」を組み合わせたもの。触媒効果により、ウレトジオン環の片側のイソシアネート基部分だけが開環し、ポリエステルのOH基とのウレタン化反応が促進される。
100℃付近から硬化反応が進行し、150‐160℃の焼付で、高外観で耐水性、耐候性に優れた塗膜を形成する。従来品より20‐30℃の低温化を実現した。
その他粉体塗料用硬化剤としては、ε‐カプロラクタムブロック型硬化剤3製品、ブロック剤フリー型硬化剤2製品のラインアップを揃える。
ε‐カプロラクタムブロック型の「クレラン VP LS 2256」は、IPDIイソシアヌレート・ベースで硬化条件は170℃×15分。機械物性、耐候性、防食性のバランスに優れた性能を発揮し、またフロー性、高光沢に優れるため屋外用途に適する。
「クレラン UI」は高Tg(60‐65℃)タイプだが、フロー性に優れるのが特長。硬化条件は180℃×15分。塗膜は柔軟性を持ち、高外観で耐候性を有する。
「クレラン NI-2」は比較的Tgが低く、硬化条件は180℃×15分。薄膜でも高外観を発揮するのが特長となっている。
「クレラン NW-5」は水添化MDIアダクト・ベースのブロック型硬化剤。硬化条件170℃×15分と低温硬化を可能にし、耐衝撃性に優れた性能を発揮する。
一方、ブロック剤フリー型の「クレラン EF 403」は適切なOH基含有ポリエステル樹脂と組み合わせることで、優れたレベリング性を発揮。クリヤータイプ、顔料タイプともに高光沢の塗膜外観が得られる。硬化条件は前述の触媒なしの場合で180℃×15分。


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