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2007年11月06日

企業動向  技術  法規・法務  製品:原材料

カチオン、アニオンの複合樹脂開発(原料) 水性塗料開発に寄与 大成ファインケミカル

大成ファインケミカル(本社・東京都葛飾区、社長・稲生豊人氏)はカチオンとアニオンの両方の官能基を合わせ持つ新ポリマーイオンコンプレックスエマルジョン「AWKシリーズ」を開発した。水性化が遅れている金属用塗料など幅広い用途での需要拡大に期待している。
今回同社が開発した「AKWシリーズ」は基材への密着性などカチオンエマルジョンの長所を生かしつつ、アニオン系添加剤とのブレンドが可能になったのが最大の特長。これまでカチオンエマルジョンはアニオン系塗料と接触するとゲル化し、またカチオン系添加剤も選択肢が少なく塗料設計上に制約があったなどの難点があった。
しかし同品はカチオン成分を有しながら、アニオンエマルジョン及びアニオン系添加剤との混合が可能になり、耐水性も向上。塗料設計の選択肢が増えることで、今後の水性塗料の開発に寄与するとの期待がある。
同品は金属や亜鉛メッキなどへの密着もよく、防錆剤との相溶性も良好。同社では金属系用途のみならず、窯業系建材、携帯電話、車両、フィルムなど幅広い用途での採用を見込み、3年後に年間1,500トンの供給を目標としている。


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