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2007年12月06日

行政・団体

中国の工業塗装事情を講演 愛知県工業塗装協同組合

愛知県工業塗装協同組合(会長・岩村宏明氏)は1日、名古屋市工業研究所で「明日の工業塗装を考える懇談会」を開催した。今回は横浜化成の小澤信一郎社長を講師に迎え「中国における塗装事情‐我が社の海外戦略」をテーマに講演が行われた。会場にはメーカー、販売店、塗装業者など40名以上が参加した。
小澤氏は日系企業における中国の工業塗装事情として、1)大手企業の下請けとして進出2)日本に製品を輸出するために進出3)別事業で進出し需要に応える形で塗装も行う4)現地に工場を移すという4つのケースに分けられると分析。その上で、塗装事業だけで進出して中国で事業拡大しているケースは少ないと指摘した。
同社では上海や深センなどに関連会社を持ち順調に業績を伸ばしているが、成功の要因として”人の問題”を挙げる。「工場を立ち上げるにしても誰を責任者にするかなどどんなパートナーと組み、いかに信頼関係を築けるかが大切になる。特に中国では人的要素が成果に大きく影響する」と述べた。また、文化の違いに関しては「相手の国のスタンダードと自国のスタンダードを融合させることが大切」と、適応能力の重要さを述べた。
講演後には第42回愛知県塗装技能作品展の表彰式が行われ、工業塗装部門、建築塗装部門それぞれで中部経済産業局長賞などが表彰された。あいさつに立った岩村会長は「今回はデザインやカラーリングに時間をかけたと思われる作品が多くあり、レベルの高い作品展となった。この作品展が塗装への興味の広がり、技能の研鑽になるように今後ともご協力をお願いしたい」と呼びかけた。なお、受賞作品は11月5日から3カ月間、名古屋商工会議所のショーウインドーに展示される。


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