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2007年12月04日

マーケット:海外  行政・団体

中国の塗料産業、500万トン突破 CEMA主催技術シンポジウムを開催

日本塗装機械工業会は10月26日、日本ペイントの東京センタービルで第8回技術シンポジウム「成長著しい中国塗装業界の実情―環境対応と生産性向上を目指す」を開催した。中国から講師を迎え中国市場の現状や展望などが語られた。120名以上が参加した。
中国化工学会塗料塗装専門委員会の劉澤曦氏は中国の粉体塗料・塗装について講演を行った。同氏によると2006年の中国の粉体塗料生産量は63万トン。ここ数年20%以上の伸びを示す成長を続けている。全世界では138.9万トンであるため、中国は41.34%のシェアを占める世界第1位の生産国となる。樹脂別では、エポキシ/ポリエステル45.35%、ポリエステルTGICタイプ26.65%、ポリエステルHAAタイプ6.02%、エポキシ17.91%などとなっている。「高コストからエポキシ樹脂が減少している。また、建設プロジェクトが旺盛でTGICタイプが増えている」傾向が見られるという。また、アクゾノーベル、デュポン、日本ペイントなど外資系メーカーがトップを占め、強いブランド力を持つ企業に需要は集中しているという。
中国表面工程協会塗装分会の竺玉書氏は中国の工業塗装の現状と将来をテーマに講演を行った。同氏によると、中国の塗料メーカーは1万社あり、生産量は年率20‐30%で成長し、2006年は507.72万トン(香港、台湾含まず)となっている。更に2010年には800万トンに達すると予想されている。その内、工業塗料は65%と半数以上を占める。ただ、「増収増益を続けているがコア技術がない」ため、自動車用塗料や高付加価値塗料は輸入に頼っており、今後研究発展の重要課題とされている。また、環境について同氏は「現在は非溶剤の目標数値はないがこれから環境に対する関心は高まってくるだろう」との見方を示した。
日本産業洗浄協議会の北村裕夫氏は「中国での洗浄事業展開での課題と対応」をテーマに、中国の作業現場での実情を語った。同氏は「ワーカーは言われたことをきちんとやるが、日本人の言うことは聞かない傾向がある。そのため、ワーカーに指示する中国人管理者をいかに日本人が管理できるかが大切」と管理の重要性を語った。
その他にみずほ総合研究所アジア調査部の酒向浩二氏、中国自動車工程学会塗装専門委員会の陳慕祖氏による講演が行われた。


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