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2007年12月04日
新聞印刷向け省エネシステム開発 日本ペイント
日本ペイントと同社の100%子会社であるニッペグラフィックス(本社・東京都品川区、社長・久嶋栄雄氏)は省資源化・廃棄物削減につながるCTPシステム用版材「ニッペCTPサーマルプレートN‐830」を開発、このたび実用化試験に成功したと発表した。今後、新聞印刷用に推進していく。
ニッペグラフィックスは長年にわたって新聞印刷を主とする印刷・情報・画像形成関連資材及び機器の製造・販売を行っている。また、日本ペイントが開発した感光性樹脂凸版材「NAPP(ナップ)」が1970年代に新聞印刷において世界的に大きなシェアを占めるなど、両社は印刷版材分野においてさまざまな製品を投入してきた。
国内の新聞印刷分野で約4年前から転換が進んでいるCTPシステムは、レーザー光の直接描画により従来の印刷工程における刷版の刷製に当たって必要だったネガフィルムが不要となり廃棄物削減や高速化、省人化につながることから、ほとんどの大手新聞社が導入を進めているという。
ニッペグラフィックスも2年前にポジ型のCTPシステムを発売したが、国内新聞印刷ではネガ型が主流となっているため、昨年ネガ型の「ニッペCTPサーマルプレートN-830」を開発した。「現在は国内大手新聞社での実用テストの段階を迎えており、良好な結果を得ている」として、拡販体制を整えて市場での本格採用を目指す。
CTPはもともと環境負荷が少ないシステムだが、新開発品はプレヒートを必要としないためより環境にやさしいシステムとなっているのが大きな特長。また、他社製現像液(一部対応不可)での現像を可能としたため、現像工程の条件を変えずに使い分けることができ、作業者の負担も軽減されるというメリットがある。
両社は「『NAPP』以来培ってきた光化学技術を活用してCTPシステムにおいてもお客様に喜んでいただける製品を続けて開発していく」意向。
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