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2008年01月06日
日系企業、原材料の出展に集中 前回上回る28カ国792社が出展 CHINA COAT 2007
エカルトは粉体塗料用や工業用、自動車用などの各種光輝材顔料を出展するとともに、2008年のトレンドカラーをパネルで紹介。Cibaやバイエルはメタリックやツヤ消し仕上げなどのサンプルディスプレイで携帯電話用顔料などを紹介していた。その他、BASFやバイエル、ロームアンドハース、ランクセスなどのブースが目立った。
大日本インキ化学工業は水性塗料用樹脂や高級顔料などを出展した。担当者は「外資系と差別する意味でも水性用をアピールした。現在のアクリル塗料がいつ水性塗料に切り換わるかがポイント。水性用樹脂は日本で生産しているため最初は輸入となるが、量産が見込めれば現地化も可能」と述べた。
楠本化成は添加剤「DISPARLON」のブランド化を図っている。新商品として出展したレオロジーコントロール剤「NS-5500」は分散性に優れ、メタリック塗料用として仕上がりに高品質を求めるユーザーに適している。「中国市場では日系・ローカルともに高い品質を求めるユーザーの需要に対応していく」(担当者)としている。
5年前から中国での販売を開始している共栄社化学は溶剤型塗料用の消泡・脱泡剤、湿潤剤、UVモノマー、防汚剤などを出展した。 日系企業は前回を17社上回る41社が出展。旭化成、三井化学、楠本化成、サンノプコ、松尾産業、石原産業、昭和高分子、協和発酵など原材料メーカーの出展が多く見られた。しかし塗料メーカーは上海に現地工場を持つローバルやカシューの現地法人など数社であった。ある日本人の来場者は「ターゲットとする日系ユーザーへのアピールがこれまでの出展でほぼ一巡したのではないか」との見方を示す。
一方、中国のローカルメーカーの出展は相変わらずの盛況ぶりを見せていたが、顔料の出展が全体の半分以上を占めていた。樹脂製品や自補修製品の出展は少なく、メタリック塗装など光輝顔料での意匠性を訴求する出展が目立った。
CHINACOATに併設してSFCHINAも開催され、表面処理に関連する設備機器が出展。伸び率の高い粉体塗料を反映し、ノードソン、ワグナー、ITWグループ(ゲマ社)など世界のビッグスリーが大きな小間を使用して展示・実演を行っていた。
ノードソンはiControl Systemにカラーマックスブース及びシュアーコートガン、ハンドガンシステムでは廉価タイプのVantageガンシステムを出展。ワグナーはスーパーキューブにHiCoat-C4ガン、液状タイプでは溶剤、水系に対応可能なFLEX CONTROL Plus、ベル型のEvobellなどを展示していた。
またITWグループはランズバーグ、ゲマ、デビルビスの各戦略製品を一堂に展示。ベルタイプの回転霧化静電や内部昇圧タイプのラジェントマーク、粉体ではOptiFlexにマジックコンパクトブース、更に一般工業用向けのLVMPタイプのスプレーガンや昨年開発したAPOLLOなど多数の製品を揃えていた。
国内からはアネスト岩田や旭サナックなどが出展しており、アネスト岩田はエアーブラシの実演を行い中国での展開を進めていく方向。塗装機器では低圧霧化タイプのスプレーガンを主体にアピールしていた。旭サナックは自社のPR映像を流すとともに、HB2000及び同3000を主体に出展。また樹脂塗装でもニーズが高まっているCNC2液混合装置や高微粒化の静電霧化タイプの塗装機器を展示。 その他、メッキ関連や蒸着の設備メーカーも多数出展しており、自動車部品関連向けに熱が入っていた。注目を集めたのはエアーを用いてパイプ内面の清掃を瞬時に行う装置で、日本への展開も視野に入れ、代理店を募集しているという。
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