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2008年02月20日
省中塗り、自動車用水性システム デュポン「エコ・コンセプト」を独社に技術供与
デュポンは1月16日、ドイツの塗料メーカーであるボリング&ケンパー社(本社・ケルン市)に対しコーティング技術(デュポン エコ・コンセプト)をライセンス供与すると発表した。
ボリング&ケンパー社はデュポン社の水性ベースコートを製造し、ドイツ国内及びヨーロッパ各地の自動車メーカーへ供給していく。エコ・コンセプトは自動車メーカーのエネルギー使用量、VOC排出量などを大幅に削減し、資本コストの効率化に寄与するシステム。2007年にオートモーティブニュースのPACE賞を受賞し、世界から注目されている。
エコ・コンセプトの最大の特徴はプライマーサーフェサーといわれる中塗工程を排除し、水性ベースコートにその機能を集約させたところにある。これにより自動車塗装ライン内の中塗工程の塗装並びに焼付ブース設備が不要になり、塗装ラインのコンパクト化が実現する。塗装プロセスにおけるエネルギー消費量と溶剤排出量の約25%を削減、更に車両1台あたり45‐50kgのCO2削減が可能。
このエコ・コンセプトは既にVW(フォルクスワーゲン)のメキシコ、スペインの塗装ラインに導入されており、今回の技術供与に伴って採用が拡大すると見られる。
デュポンオートモーティブシステムズのマーティ・マッケード副社長は「世界の自動車産業は今日、いまだかつてない競争に晒されており、あらゆるコスト面で優位に立つことが極めて重要となっている。本技術は識別及び測定が可能で、かつ大幅なコスト削減と環境保全を実現するものであり、自動車メーカーに多くのメリットをもたらしている」とコメント。
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