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2008年04月24日
80~90年代に比べ色への関心高い、色研調査 団塊・高齢者の色彩意識
日本色彩研究所は「団塊と高齢者の色彩意識」に関する調査をまとめた。同調査は団塊世代と、その10歳年長にあたる60代後半の男女600名を対象に昨年6月に調査した。
それによると、1980年、1990年当時の50代や60代の人々よりも、色彩への関心の高まりが見られた。その傾向は60代後半の高齢層に顕著となっている。
調査要旨は以下の通り。
1)団塊世代は高齢層よりもグレイ系を嫌わない
好まれる色の場合、性差に比べると今回の2つの年代による選択の違いは大きくない。しかし、嫌われる色には年代差が見られる。例えば、高齢者の嫌う色はグレイを選ぶ人が多いのに対し、団塊世代ではそれほどでない。
2)色彩好悪の集団差(性と年齢)が見られた色
団塊の男性は、他の群よりも「ライトグリーン」を好む傾向がある。(団塊男18%、高齢男8.9%、団塊女16.7%、高齢女12.0%)。団塊の女性が嫌う色は暗い赤紫(団塊16.7%、高齢7.0%)。
3)時代差と世代差
80年代や90年代当時、50代・60代の男女は暗い色調を好む人が多かったが、最近では暗い色は好まれなくなり、色の好みの年齢差がなくなってきている。また、両世代の色彩嗜好傾向を20代、30代の頃と比べると、変化は見られるもののそれほど大きくないことが分かる。
色への関心の高い人は黒を好む(10.3%対4.1%)。
4)団塊の男性は心境を表す色にグレイを選びやすい。
今の心境を表す色と好きな色との間には相関があり、特に高齢の男性に強い相関がある。回答者にとって現在の心境はある程度好ましいイメージとしてとらえているよう。しかしよく見ると、団塊世代の男性は自分の今の心境を表す色として、他群よりもグレイや明度が低く濁った色を多く選ぶ傾向がある。また同じ団塊でも女性はより明るい色、鮮やかな色を選ぶ傾向がある。一方、高齢者はビビッドとシルバーを選ぶ割合が団塊よりも高い。
同調査はデータ集として4月下旬刊行予定。予価は29,000円(税込)。
問い合わせTEL048‐794‐3834
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