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2008年04月14日

マーケット:国内  企業動向

新ビジネスモデルを提示 BASF R-M「全国販売店会議」

BASFコーティングスジャパンR-Mは「全国販売店会議」を3月14日、東京ビッグサイト会議室で開催した。約100名が参加。
冒頭あいさつした久保田克彦本部長(自動車補修・車輌塗料本部)は「昨年12月に現職に就任し実感したことがあります。それは全国に約4万軒のBPがあり、きめ細かい商流が鍵となる点。また市場が大きく変化し、その要因として環境対応があり、当社のエコマーク取得、ブランド力の向上に向けた個性的なスキルを持つメンバー(社員)に心強い思いをしたことがあります。新車が売れない、事故車が減少といった変化の中で当社はいたずらな価格競争に走ることなくサービスを利益にしていく差別化を強めていきたい」と述べた。
会議では差別化を実現するビジネスモデルの提示があった。R-Mブランドを支える4軸として、プロダクトオファー(水性塗料=オニキスHD、新テクノロジー製品)、カラーサポート(最新情報ツール)、トレーニング(アカデミー、認定トレーナー、BP研修)、VASコンサルタント(BPの経営支援プログラム)を設定。
オニキスHDの拡販指向を強める。水性ベースコートとして国内に投入され8年目となり、水性での実績とともに先行ブランドのイメージがあり、攻勢をかける。この方向は「BASF2020」のグローバル戦略ビジョンの一環。例えばヨーロッパで実施している車体補修塗装コンテストの参加計画など、世界共通のビジネスモデルを構築していく。
販売店に対しては水性を核とした差別化のための連動を強調。「オニキスHD」は前年比で350%の伸長を達成、「アペックス」は「オニキス」に置き換えを図る。BPの再編が加速する中で、大手BPや一般BPのグループ化に対応し、勝ち組BPの取り込みを販売店と連携して進めるため「まず情報の共有化を」(販売担当者)と訴えた。販売店に対しては各店5~10%の売上アップを求める一方、販促のためのリベートシステムを導入する。
水性化に向け、水性塗料の成功事例の最大化、BMW、VWなど自動車メーカーとのタイアップ強化、ダイヤモントからオニキスHDへのスムーズな移行システムのアピール、これらを支える水性ユーザー立ち上げチームを新設するなどとしている。
またフィールドセールスとテクニカルサービスの役割を明確化し、営業と技術の最適化を図る方針。
新製品に関しては今年度第3四半期をめどにUVシリーズを投入していく。UVパテ、UVプライマー、UVクリヤー、UVブレンダーなどをセットとして供給。またシーラー、プライマーフィラーの拡充を図るなど、アンダーコート関連の商品力強化が目玉。狙いは作業性の向上。
これと同時に販売活動を支援するための「セリングストーリー」(データ提供)を立ち上げる。具体的には他のシステムとの比較データなどをユーザーに提示し、差別化につなげる。
今回新たにTTT(トレイン・ザ・トレーナー)展開を発表。R-Mのグローバルトレーナー、R-Mトレーナー、R-M認定トレーナーが三位一体となって、研修プログラムを機動的、有機的に進展させる。
カラー情報はメーカー別ではなく、色相別に整理された1万枚以上の実車処方の利便性をアピール。メリットとして塗装方法の標準化(グローバル設定)による色再現性の向上、調色時間の削減につながる点を挙げている。


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