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2008年04月24日
入社式トップあいさつ 各社の入社式での社長あいさつ
◇小林正受社長(関西ペイント)
「世界には何万という塗料会社が乱立する一方、世界の塗料市場の60%近くを上位10社が占めているという現実があります。AKZOやDUPONTといった世界の巨大総合化学メーカーが、成長分野である塗料事業に経営資源をシフトし、彼等がM&Aといわれる企業買収戦略を駆使することで、このような寡占市場が形成されてきたわけですが、このことは二つのことを意味しています。一つは塗料が、グローバルな視点ではその将来性を高く評価されているということです。しかし、それは同時に、当社としては世界に冠たる巨大化学メーカーに伍して戦って行かなければならない、ということを意味します。
皆さんは当社にとっての激動の成長期に入社してこられたわけです。グローバル競争に勝ち抜く為には、企業は常に自己改革が求められます。企業がフレッシュな皆さんに期待するのは、ズバリ「自ら改革の旗手を目指して欲しい」ということです。
①そのためには、現状改革への問題意識と高い志が必要ですが、意識だけでは改革は不可能です。②改革を論ずるには、正しい現状認識が大前提になります。③そして、改革実行に当たっては広い視野を持ってください。広い視野とは1)多様な価値観でモノゴトを複眼的に見ること。2)グローバルな視点で価値判断することを言います。
皆さんは会社にとっての、人財つまり財産であり宝です。健康に十分気を配り、最初は焦らず、長いスパンでカンペマンとして大成されることを願っています」
◇松浦誠社長(日本ペイント)
「残念ながら、わが国の塗料産業はこれから需要が大きく伸びることはあまり期待できません。なぜなら、各種の製造業がより有利なコストを求めて、製造拠点を国外へ移転させる傾向は今後も継続すると思われるからです。しかしながらこの状況を悲観する必要はまったくありません。塗料の需要が海外に移るだけで、グローバルな視点で見れば、需要は増大しているのです。したがって、私たちにとって重要なことは、この日本ペイントグループをもっともっと「グローバル」にしていくことです。爆発的な成長を続けている中国にさらに注力することはもとより、今後、成長が期待されているインド、ブラジルにもしっかりとしたビジネス基盤を築いていくことが肝要であるとの認識を持っています。
日本ペイントグループは、現在、2010年度をゴールとする5ヵ年長期計画 『略称2010長計』を遂行中であります。この長計は、一昨年つまり2006年度に着手し、昨日までで2ヵ年が経過しました。その目指すところは、2010年に売り上げ規模4,000億円のアジアにおいて、ダントツのNo1の塗料グループになることです。この目標を達成する過程において、企業の社会的責任、すなわちCSRをすべての活動のベースとし、環境配慮型商品戦略を人間力、グループ力を結集し、遂行してゆきます。その初年、2年目であった2006年度、2007年度は、戦う基盤づくりの2年間として、課題克服、弱点補強に努めて参りました。今日から始まる長計 第3年度は、この2年間の基礎固め、助走期間を経て、グループを挙げて市場に「打って(売って)出る年」としています。日本ペイント社員としての「プライドと知識」を身につけていただきたいと思います」
◇山下文隆社長(大日本塗料)
「現在はグローバル化が益々進展し、合併で生き残りを図るなど企業間競争が激化する中、更には原油価格の高騰などで、各企業に事業構造改革やコスト構造改革を含む企業の再構築が強く求められています。一方で、コンプライアンスをベースとした企業倫理そのものが強く問われている状況であり、内部統制や品質保証の一層の強化を進めるシステムの構築により、企業倫理の徹底と業務執行の適正維持を図り、環境面に十分配慮した生産活動を推進する等は不可欠です。
ここで、社会人として是非とも実行してもらいたいことを三点お話します。第一は「先輩社員とは違う価値観や目線で見て、会社を変えるつもりで、失敗を恐れず、何事にも積極果敢に挑戦する」、第二は「時間=コストという意識のもと、仕事の基本である時間厳守・納期厳守を徹底する」、第三は「個性を大切にし、グローバルに視野を拡げ、世の中で通用するプロになる」ということです。言い方を変えれば、「何をなすべきか、何をもって所属部署に貢献出来るかを真剣に考え、それを約束通り、期限通り実行すること」が仕事の原点であるということです。
会社は今大きな転換期を迎えています。
"成長戦略路線"を確実なものとし、着実に成果をあげるポイントは、全員がキッチリと役割を果たせるかどうかにかかっていますので、この原点を忘れずに仕事に取り組んでください。
もう一点、大切なことをお話します。それは「コンプライアンスを徹底しよう」ということです。昨今の粉飾決算、賞味期限改竄などの企業不祥事の原因のほとんどは内部統制の不備、中でも多くはコンプライアンス意識や企業倫理の欠如などです。「コンプライアンス」は単に「法令」だけでなく、幅広く、「社会モラル」や「会社の規則」をも遵守することを意味しています。しっかりとコンプライアンス意識を身に付け、「正しい行動、健全な企業活動」を推進できる人材に育ってください」
◇藤井實社長(エスケー化研)
「我が社は常に「ピンチをチャンスに」という考え方をモットーとしています。ピンチの時には、チャンスが来ています。この考えは、創業の頃に由来します。当社は「無から有」という信念、モットーの下で技術革新、技術開発、需要拡大、新需要の創造を行い、成長してきました。今は、最大のチャンスが到来しています。世界中が困っていれば、それを解決するような製品を開発し、各々の市場に貢献していくことです。これから世界が直面する経済危機にも、当社は万全のチャレンジ精神で進め、建築塗料、建築仕上材の分野で技術革新を行い、各々の建築文化に貢献していこうとしているのです。
当社は今年、53期を迎えますが、来るべき60期には、売上げ1,000億円を目指し、世界に類を見ない、建築仕上材ナンバーワン・オンリーワンのメーカーに躍進していこうとしています。更に、近い将来、東アジア、中国、東南アジア、南西アジア、中近東を含め、大アジア、メガロアジア・ナンバーワン・オンリーワンの会社にしていこうと邁進している最中です。
これらに対して、新入社員諸君をここにお迎えし、躍進するSKKの乗組員の一員として、諸君と共にこのような課題に挑戦していけることに、大きな喜びを感じています。今後、諸君と手をつなぎ、諸君と会社が日々、大きく成長、発展するよう努力して参りましょう」
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