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2008年05月13日
自動車、二輪、工業用を超えて BASF「カラーショー」
BASFコーティングスジャパンは4月9日から4日間、東京・北青山のTEPIAを会場に「Tokyo color Show 2008」を開催した。今回初めて二輪から工業用までを包含した形でカラーショーを設定。「カラーをクロスオーバーしていく傾向が強まっている」(担当者)としている。
ショーコンセプトはTRANSMOTION(トランスモーション)。カルチャー、インテリアやファッションなどのカラーエッセンスをモーターサイクルに取り入れる挑戦の意味を込めた。
自動車カラーではアジア・パシフィック、ヨーロッパ、アメリカの3極のくくりで先行色を提示。定番の色域から脱スタンダードの色域までと2極化を鮮明にする。
カラーリストの松原千春氏は「ベーシックカラーへの定番回帰とともに、エキセントリックな色域の魅力にも注目したい」と解説。その定番カラーにおいてもパール干渉色から干渉アルミを導入しトランスカラーを際立たせる。エコグリーンではメカニカルでテクノロジーを感じさせる色域を出した。高級車向けではスーパーハイエンドな効果を重視したスーパーホワイト、リキッドメタルな色調。ブラック系はガラスフレーク効果を大胆に引き出した。
エキセントリックな色相として、車体色のタブーとされていた錆色、緑錆などの色域に挑戦。また彩度の高いマット色、カラーフレーク色、蛍光カラーなど、スタンダードカラーを刺激する提案に踏み込んだ。
二輪向けのカラーはコンビネーションカラーに注目が集まる。同じ色相で違ったテクスチャーを表現。二輪のアイデンティティが増す。またホイールやフレームといった部品色とのカラーコーディネートも新しい動き。磁性パターンを使った浮かび上がる文字(ロゴ)はグラデーション技術を導入。更に色変化するクリヤーも面白い。
工業用のコーナーでは、まず蛍光クリヤーとメタリックベースとソリッドベースの組み合わせが目を引いた。工業用にはない色域を見せる。磁性パターン、リンクルなど意匠性が立体的になってきた。
同社のカラーショーは日本油脂時代17回、BASFとなって4回の計21回目を迎える。とりわけ今回はアジア・パシフィックをカバーした内容であると同時に、BASFのグローバルスタンダードといったバックボーンが貫かれている。「他社にはない3極拠点をベースにした進化を続けるカラーショーを見てほしい」(島崎社長)。
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