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2008年05月01日
新たに重防事業本格展開へ ピーピージー「PSX700」を投入
ピーピージー・ジャパン(本社・横浜市)は重防食塗料事業の国内展開を開始した。買収したアマコート社の事業を継承し、アジア・パシフィックを含めた市場をカバーしていくのが狙い。 アマコート社は世界的な重防食塗料のメーカーで、アジア・パシフィック地域においても拠点を保有し、全世界規模で高機能塗料を供給できる体制を保有していた。このネットワークを継承したピーピージーはシグマ社の買収と併せ船舶・重防食事業の世界的展開に踏み切ったもの。
特に重防食のグローバル市場は、エンジニアリングの面で日系企業が主導権を持っているため、国内での対応力が不可欠になる。欧米や中東などから発注のあるプラント建設には日揮などの日系エンジニアリング会社が技術力を背景に強い指定力を持っている。ここで決まる重防食仕様にはピーピージーが認証を取得しているだけに指定されるチャンスが大きい。アマコートブランドはPPGの買収後も存続し、世界中で同一品質の高機能塗料を供給できる強みがある。
このため国内においてもアマコート事業継承のための体制を整えたもので、高機能シロキサン・エポキシ防食塗料「PSX700」(商品名)を投入する。
同品はアマコート社が防食技術を結集し開発した製品で、世界的なブランド力を持つ。ジンクプライマーを1回下塗りとし、PSX700を1回塗りの2回塗り。従来の3回塗りを省工程化するとともに、シロキサン化合物とエポキシの特性を引き出した接着性、強靭性、防食性、耐薬品性を付与。特許取得。
3層システム(ジンク+エポキシ+ウレタン)から2層(ジンク+シロキサン-エポキシ)の流れを加速させる。光沢や色彩の保持の面でポリウレタン系より優れ、防食・耐薬品性もエポキシ系をしのぐ。接着応力に関してはエポキシ系の2倍。耐汚染性に優れている特色がある。
「PSX700」の2層化による省工程に加え、大幅なコスト削減がセールスポイント。塗装回数の減少によるコスト抑制と耐久性向上による塗り替え回数の削減が期待できる。またPSX700はハイソリッドタイプで、溶剤分は120g/リットルと環境適応型の世界標準を満たしている。
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