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2008年05月27日
高画質、省エネ、軽量化に集中 コア技術を応用し先端分野に活路 フラットパネルディスプレイ展
「Display2008~第4回国際フラットパネルディスプレイ展」「第18回フラットパネルディスプレイ研究開発・製造技術展」「第3回FPD部品・材料EXPO」が4月16日~18日まで東京ビッグサイトで開催、3日間で約6万人が来場する盛況ぶりとなった。塗料・塗装関係では、日本ペイント、菊水化学工業、旭サナックなどが出展した。
FPDは高画質、省エネ、軽量化に開発のベクトルが集中している。中でも松下電器産業の世界最大150v型プラズマディスプレイ(写真・右上)、ソニーの薄さ0.3㎜の有機ELディスプレイに来場者の関心が集まった。また日立ディスプレイズやNEC液晶テクノロジーは、医療や自動車、小型端末、輸送機器など各種産業分野に応じたディスプレイの応用例を紹介し、今後の用途展開に活路を拓く。
一方、これらFPD技術を支える部品、材料、検査機器の出展はFPDメーカーよりもはるかに多く、成長分野へ足がかりをつけようとコア技術を応用した製品の出展が目立った。また高精密、高精度を要求されるスプレー技術やフィルム加工など製造課程における技術革新のスピードの速さがうかがえた。
その中で日本ペイントは、耐指紋や撥水撥油、ブロッキング防止などUV硬化形のハードコート材料といった機能性コーティング材料や感光性材料、微粒子材料などを出展。また大日本印刷と共同開発した上下左右の立体感が表現できるリップマンホログラムの展示には来場者の関心を集めた。
菊水化学工業は得意とするセラミック技術を応用したアルミナセラミックの加工技術で燃料電池用ハニカムや各種焼成治具として実績を上げている。また今回出展の目玉となった世界最大となる99.6%の高純度アルミナセラミック構造材を展示し、超大型成型品から3D成形品など同社の加工技術を訴求。高精度で耐食、高温に優れることから医療用インプラントや絶縁材、耐磨耗など用途拡大に期待を示す。
旭サナックは超高圧マイクロジェット精密洗浄システムを出展。数ミクロンから数十ミクロンに微小液滴化した洗浄液を高速かつ高密度に連続衝突させる洗浄システム。「既存の製造ラインに合わせて最適なジェットノズルを設計できるので、大掛かりな設備投資にならないのがメリット」(担当者)。
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