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2008年07月03日

マーケット:国内  行政・団体

消費者は住宅に何を求めているか 価格と満足度の関係は? 経産省 CSアンケートを実施

経済産業省は消費者に満足度が得られる住宅供給を目的に昭和48年より「住宅・住宅設備に関するCSアンケート調査」を行っている。平成19年度の調査結果をまとめた。
調査対象者は平成17年10‐12月までの3カ月間に竣工した住宅に居住している消費者から無作為に抽出した4,000名。回答率は53%。


その結果、住宅を選んだ理由として最も多かったのが、「大手メーカーだから安心」(75%)となり、続いて「優れた耐震性」(64%)、「耐久性、高断熱、高気密など優れた品質性能」(65%)、「営業担当者の説明、企画提案、知識に納得できた」(56%)となった。住宅品質に関心を示す一方で、企業ブランドや営業担当者の影響も高いことが分かる。特に「優れた耐震性」は前年調査時より5ポイント増加。地震に対しての不安が大きいことが裏付けられる。
また興味深いのは、住宅を建築する際に地域の工務店など大手住宅メーカー以外で検討した人は29%。前回より4ポイント減少し、より大手指向に進んでいる結果となった。更に平米単価が低い層ほど地域の会社で検討した消費者が多いことが分かった。


一方、平米単価別での総合満足度調査では、20万円未満、25万円未満の中グレード域で「非常に満足」と回答した消費者が多く集まった。逆に10万円未満、30万円以上が同等の結果となり、経産省では平米単価が上がれば上がるほど、「消費者の期待が高くなっていることが背景にある」としている。
満足度が高い項目としては、「建物の配置、間取り、外観」「内装インテリアのデザイン」「キッチンの使いやすさ、手入れのしやすさ、デザイン」などデザイン面に集中。その一方で、不満が多い回答としては、「浴室の手入れのしやすさ」「夏の快適さ」「冬の快適さ」「上下階の遮音性」「隣室間の遮音性」と居住性に対しての指摘が目立った。


一方、アフターメンテナンスに関しては、施主が自分で行う手入れとしては「フローリングのワックスがけ」(74%)が最も多く、「サッシ、シャッター、雨戸の清掃、手入れ」が続いた。年齢別では60‐69歳の世帯(61%)が最も手を入れている世代であることが分かった。
住宅メーカーへのアフターメンテナンスに対する要望としては、「付属設備の保証期間の延長」(54%)、「住宅本体の保障期間の延長」(52%)、「点検サービスの増加」(30%)となり、躯体、設備の維持保全に対する関心度が高いことが分かった。


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