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2008年07月19日

企業動向  環境

アレスエコプラン2010を策定 関ペ 生産増により目標は未達成

関西ペイントの2007年度環境保全コストは前年度比1.9%増の51億6,400万円となった。設備投資額は4億5,000万円(24.9%減)、費用額は47億1,400万円(5.5%増)。設備投資面では、環境マネジメントシステムの整備、運用に関するコストが大幅に減少した一方、公害防止コスト、地球環境保全コスト、社会活動コストが増加した。このほど刊行した「環境・社会報告書2008」で明らかにした。


同社は、地球環境保全に対して数値目標を含めた具体的指針を掲げた「アレスエコプラン2007」を制定。2007年度目標と実績評価についてまとめた。
製品からの有害物質削減においては鉛化合物量、六価クロム化合物量、販売製品中のトルエン(T)・キシレン(X)・エチルベンゼン(EB)量、販売製品中のVOC量のいずれも目標数値の達成はならなかった。


鉛化合物量、六価クロム化合物量は2003年度比の半減を目標としたが、それぞれ22%減、35%減。VOC量においては2003年度比よりも5%の増加。「販売数量の増加に水性代替が追いつかなかった」(品質・環境本部長・森田薫氏)と説明した。それでも環境負荷低減製品の普及を目指したエコ製品化率では59%とほぼ目標値を達成した。 またエネルギー消費量、CO2排出量においても生産量の増加により電気、灯油の使用量が増加したことで目標未達成となった。


品質・環境管掌の中村茂常務は「第12次中期経営計画では国内事業の収益性強化、海外事業の拡大、強固なる経営基盤の確立を目指している。そのためにもコンプライアンスの責任をまっとうしていく」と環境保全対策の企業責任を強調。中計と連動する形で2010年度を最終年度とする「アレスエコプラン2010」を新たに策定し、製品安全、環境配慮製品の充実、地球温暖化対策、法遵守体制の更なる充実を進めていくとしている。


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