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2008年07月28日
「見切り」と「現場のおカネ」がテーマ 昭和会 平成20年分科会発表会
昭和会(会長・公木崇氏)は6月29日、箱根の湯本富士屋ホテルにおいて平成20年分科会発表会を開催した。前回同様、全国各地の青年部会のメンバーもオブザーバーとして参加、交流を深めた。
今回の発表は技術分科会(深野起由委員長)による「美観を考える(見切りのライン)」及び経営分科会(多賀谷充委員長)による「おカネについて考える」がテーマ。
技術分科会では「塗装における美観には色やテクスチャーなど感性的な部分と、仕上がり品質による美観の2つの要素がある。このうち、仕上げの品質については判断基準が明確なためクレーム対象になりやすい。今回は特に見切りのラインの出し方に焦点を当て、研究を行いました」(深野委員長)と説明。
壁と天井の取り合いにおいてタイルなど異種素材や粗面との見切りをいかに美しく出すか、各種下地に対して養生テープの種類、滲み防止材の種類を事細かに研究。この結果、ラッカーテープと微弾性フィラーの組み合わせが比較的良好との結果を導き出した。また室内のフローリングと幅木(木・ソフト幅木)の取り合いについても検証し、滲み防止材と幅木の種類ごとの相性を示した。
経営分科会「おカネについて考える」では、経営のおカネと現場のおカネの2つの側面で研究。経営のおカネでは決算書の読み方、各種経営指標の業界平均との比較などを通じ「委員会メンバーが自社の経営内容を改めて確認することができ、有意義であった」(多賀谷委員長)とまとめた。
また、現場のおカネでは材料費、労務費、外注費、経費といった工事原価に関してメンバーへのアンケートを実施。具体的な金額を聞き出しつつ、工事の種類や受注形態の違いなど会社ごとの原価算出の傾向を検証。更に手間と材料に関して、外注、取り決め、自社など発注形態による長所と短所をまとめ、発表した。
講評では「かなり突っ込んだ内容で参考になる」との高い評価がなされた。
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