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2008年09月29日

企業動向

国内コーティング向け強化、筑波工場にラボ開設 エボニック

エボニック デグサ ジャパン(本社・東京都新宿区、社長・ウルリッヒ・ジーラー氏)は8月26日、筑波工場内に「ジャパンコーティングラボ」を開設、塗料向け原材料事業の強化に向けた体制を整えた。
同社では塗料・インク向けにツヤ消し剤、樹脂、着色剤、硬化剤などを製造・販売。日本にラボを開設することで、国内塗料メーカーを主としたユーザーに対して、現地対応できるメリットをアピールして事業拡大を図る。


新たに開設したラボは同社の筑波工場内のスペース110m2を占める。投資額は7,500万円で、分散装置、塗料攪拌機、塗装ブース、乾燥炉など揃えた。常勤する3名は開発は行わず、塗料のアプリケーションを検討・提案する役割を担う。「環境対応ニーズが高まっており、当社としても水系に注力していく。溶剤系レベルの物性が求められており、このラボで処方し積極的に提案していく」(担当者)。


同社は「ユーザーからニーズを汲み取ってドイツのR&Dにフィードバックする役目として重要なラボ。日本の市場は世界のトレンドを決めるくらい重要」と捉え、グローバル展開を進める塗料メーカーに対して、国内では塗料設計の提案を、海外でも同社の拠点から技術フォローを行うことで、グローバル市場でのサポートを見据える。
開所式であいさつしたジーラー社長は「コーティングビジネスは今までもこれからも最も大切なビジネスのひとつ。新しいカスタマーサービス時代の始まりであり、オーダーメイドのソリューションを日本人スタッフで提供していく」と述べた。


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ジーラー社長(左から2人目)


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