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2008年12月01日

企業動向

最新鋭実験乾燥炉を公開 桂精機、技術交流会に100名参集

塗装乾燥炉などガスエネルギーを使った燃焼設備・機器メーカー、桂精機製作所(本社・横浜市、社長・丸茂等氏)は10月9日、同社・神奈川工場で「桂技術交流会2008」を開催した。10回目の節目となる今回は、塗装工場におけるCO2削減と省エネルギーといったタイムリーなテーマに加え、このほど完成した遠赤・熱風連続式塗装乾燥実験炉を披露。塗料ディーラーを中心に過去最多の63社・100名が参集した。


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講演会風景

技術交流会の冒頭で丸茂等社長は「京都議定書の第一約束期間がスタートし、CO2削減への取り組みが待ったなしの状況になるとともに、新国家エネルギー戦略においても省エネルギー目標、石油依存度低減の目標が掲げられました。そのような中、省エネ、高効率、クリーンなエネルギーとしてガス体エネルギーへの期待が高まっています。塗装乾燥炉、脱臭装置などガスエネルギー利用技術をベースに展開してきたカツラの具体的な提案をお届けします」とあいさつ。
続いて講演会に移り、CO2削減と省エネを中心とした環境問題とその取り組み、今後のエネルギー動向、環境対応塗料と塗装システムなどのテーマが展開された。このうち東京ガス産業エネルギー事業部長の藤沢昭弥氏は「世界のエネルギー情勢と国内の天然ガスの供給体制について」講演を行い、クリーン性、供給安定性、価格安定性、省エネ・省コスト、省力化・省スペースなど油燃料に対する天然ガスの優位性について分かりやすく解説。また新たな天然ガス資源として注目を集めている「メタンハイドレート」について、その生成条件や貯蔵特性、約100年分の供給量に相当するとされる日本周辺海域の埋蔵量などについて触れ、参加者の関心を集めた。


講演会に引き続き新たに完成した新塗装乾燥実験炉の見学を行った。同新型実験炉は遠赤炉と熱風炉からなる連続式塗装乾燥炉で、最大寸法W700×L2,000×H1,200()、最大重量500の大型ワークの塗装実験が可能。建機など大型の実験依頼が増加していることに加え、「ワークの高効率過熱による省エネなど、遠赤バーナの販売が極めて好調」(担当者)との背景もあり、遠赤・熱風併用乾燥炉でさまざまな検証に役立てるため活用していく。


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今回披露された新型実験乾燥炉


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